妻の乳がん治療も、X線照射が21回目を迎え、残り5回までこぎ着けました。たった5ミリ×7.5ミリのがん細胞を切除、ついでにリンパ腺も取ってしまい,念を入れての放射線治療。子宮といい乳房といい、子供を育み,乳を与えている女性陣は大変だとつくづく思う2か月であった。筆者は乳腺外科に何度も通い、初めは門をくぐるのさえ恥ずかしい気持ちであったが、いざ入院・手術となると看護師の女性に囲まれ、入院患者の女性と話せたのも妻が乳がんで入院したからで、退院後、同室の患者さんを思い出すが、病気は同じでもその人の今の暮らしがどういう暮らしであるかによって治療法は全然変わることに気付いた。単に紙の上で『この病気はね、Aという抗がん剤を飲んで、X線照射をして云々』ではなくて、年齢が何歳で子供がいるかどうか、面倒を見れる母親がいるかどうか、収入はどうか、働かないと暮らせないのかどうなのか、生命保険はどんな保険に入っているのかで対応が変わるのだ。妻の黒く硬いガン細胞をビニールの上から触っている筆者に院長は丁寧に『処置はひとりずつ全部違いますからね』と念を押されたことを思い出す。胃がんの全摘手術をして生還した人に聞いたが、同じ全摘でも死去した同僚は『もともと体が細くて手術に耐える体力がなかった』と教えてくれた。普段から体に肉が適当についていることが意外に長生きする秘訣かもしれないねとそのとき思ったものである。

  1. ガン治療は昔から比べれば、早期発見で治る確率も高くなりましたね。これからもっと楽な治療でステージを食い止められればいいですね。友人の大阪の兄は大手術をしたのに、もう働いて居るらしいです。もちろん抗がん剤を使用しながらですから猛暑の大阪ですから夜勤とは言え身体にこたえるのではないかと思いますね。今日も友人の元の会社のOB会があるらしいですが、中にはガンと戦っている人も居るそうです。それでもお酒を飲んで談笑したり、海外旅行に行ったりと僕たちより行動的です。命の尊さは病気になって初めて実感するものかも知れませんね。そうそう、僕の母も直腸ガンと痩せていたので体力もなく、暑い夏に病院で亡くなりました。

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