テレビは昔からスポーツ以外見ないほうであったが、新聞の番組表を見て、妻は赤ボールペンで連続ドラマやドキュメントを中心に録画予定をしているが、筆者はどの局もさっぱり食指が沸かない。せいぜいNHK教育テレビの討論番組を聴くくらいで、時間がもったいない。


たぶんテレビ番組が作られるまでのプロセスを想像したり、この美術は使いまわしだとか、余りにも出演者がどの局も同じ。テレビ局社員がはっきりいって苦手なのかもしれない。妙に元気で声が大きいのが共通点だ。番組は、外注する別会社で制作する。そちらに優秀な人が多いが待遇が悪い。


電通にしたところで、下請けで使ってるプロダクションが企画書を作ったり、アイディアを絞って出しているケースが多い。そしてプレゼンテーションだけは人数で勝負だ。その勢いにスポンサーを圧倒する、ラグビーでタックルするようなもの。テレビ局や電通ともゼネコンの仕事とそっくりの丸投げ。


テレビ局職員の知的レベルは正直いって、入社時を100とすると年月を経過するとどんどん下がってる気がする。下手したら50以下だ。ゴルフ談義、飲み屋談義、風俗談義、ボーナス談義、キー局談義、他局の給料談義。とにかく自ら勉強をしている人が少ない。社会への問題意識の薄さ!!いま70歳を超える元テレビ局の社員たちのほうが自分の関心を持ってる世界を掘り下げていた。いつの日にかこんな番組を作ろうと日々研鑽を積んでいた。


わずかにNHKの職員にはこの伝統が残っている。NHKの地方局にイベントの後援をもらいに行って、若い広報課の人と話をしたことが何度かあるが、話題が豊富で勉強しているなと何度も感じたものである。『いつの日にかこういう番組を作りたい』という夢を持っている。話は5分話せば、おおよそお互いの関心や知的なレベルはわかるから、怖い。


民放については、視聴者は金を払わず見ているから、ストレートな批判はしないが、1月4日、会社に出た日、女性人から『正月の番組は紅白を含めてひどかったね』『ほんとそうだね』と言い合っていた。個人的なファンでもいれば違うのであろうけど。1月1日2日とゲオへ行くと子供たちはお年玉を持参して、中古のゲームソフトを買って、テレビなんか見ない。レジのお姉さんは『千円札が四つ折りされていて伸ばすのが大変』とぼやいていた。大人もCDやDVD借りて、凄い混みようだった。


テレビはもう60歳以上と娯楽にお金をかけたくない人の電気紙芝居と位置づけしたほうが正しいかも。同じものを何度見ても飽きない人たちだから。しかし、これは新聞についても似たようなものだ。しかし、私は人材的には新聞社にはまだ相当厚みのある人間がたくさんいるような気がする。テレビ局は何かを始めるには、彼らの力をどんどん借りるといいと思う。同世代でタッグを組むとか反目しあわないで。

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