BSで木下サーカスの社長(67歳)がインタビューを吉永みちこさんから受けていた。ブランコ乗りで転落し、頸椎を痛める。以降、営業職として世界を回り、サーカスに参加できる人たちを説得したり、新しい機軸を打ち出したり、サーカス場所の交渉をしたり、裏方営業をして借金2億円を完済した130人の団員の暮らしを守り、お客さんに喜びと感動を与える日本唯一のサーカス団として生き残っている。ダイナミックな営業世界がサーカスにもある。(5月25日のブログ・営業不人気より)

 

8月7日、札幌で開催している木下大サーカスを見てきた。孫でもいなければ足を運ばないイベントであったが、私は小学生低学年に父に連れられてサーカスを見たが、肩車をしてもらっても何も見えず、実際はテレビや映画の世界でしか知らないに等しい。感動した。生のサーカスは凄い。私の世代は「悪いことをしたらサーカスに売り飛ばす」と親から言われた。何かおどろおどろした世界に見えた。

ホワイトライオンやシマウマ、マジック、象の芸、鋼鉄渡り、足技での傘芸、オートバイの曲芸も迫力満点、そして空中ブランコ。目隠しをしてブランコに飛び乗り、戻る。2時間飽きさせないエンターテイメント。「お土産を売っていた若者が、ステージで演技をしていたよ」と娘。ひとり何役もしなければ成り立たない。音楽と照明も巧い。次の演技までつなぐピエロ役。演出も見事なものである。私たちはテレビで加工されたもの、映画でもCGで作られる映像に慣れ過ぎていたから、本物には迫力がある。目の前の生の演技を見ると、一つ間違えば大怪我をする世界に6歳の孫も目が点になって喰らいついていた。いつまでも思い出に残りますように。

 

そして、妻が「トイレが綺麗であった」とびっくりしていた。長丁場でサーカス小屋に住む団員たちの日常生活をまずきれいにしよう、お客さんにもトイレを綺麗にする。団員たちが清掃をしているのだ。現在、行われている大通り公園のビール祭りの簡易トイレの汚さ・臭さから見ると奇跡的に綺麗で、女性ファンは安心して子どもを連れてこれる。一度は廃業も考えた木下サーカスがここまでがんばっている姿をたくさんの人が見て欲しいと思った。「団員募集」の貼紙も見られた。25歳まで。体力あって企画営業できる人、勤務先は全国。給与は28万円。そして英語喋れる。私の席の後ろに照明係りが3人いた。たぶん見習いだろうが、がんばって!

  1. サーカスを観にいけない家族。

    サーカスは子供の頃の夏休みに観た記憶がありますね。中でも,子供ながらに,ハイレグの女性が笑顔で空中ブランコを披露していたのが印象的でした。自転車の綱渡りや動物のショーなども驚きの連続でしたね。サーカスと言えば,今ではどこか前時代的な響きがありますね。今の子供たちのどれだけが観ているのでしょうか。今では娯楽もいろいろあって,サーカスは経営も大変だと思いますね。そんな社会の変化の中で生き残り続けると言う事は運営もさる事ながら,営業力なのでしょう。特殊な職業ですから人材確保も難しい時代だと思いますね。苦労は多いに決まっていますが,ショー・ビジネスは観客に驚きと笑顔と感動を与える事ですから,スタッフは緊張やプレッシャーの中でも華やかに演じなければならないでしょうね。近くですし行きたいのですが,我が家では子供4人も一度に連れて行けば,それなりに掛かるので未だ二の足を踏んでいます。ところで新聞広告に寄れば,会期中なのに前売り券も売っているんですね。

    • 土日は一日3回も公演あるから、値段の高いところはあるみたいですよ。自由席はテントで長い時間待たないと
      いけないのですが月曜日なら全員入れましたよ。子供にとってドキドキする2時間です。ぜひお勧めします。

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