キャンピングカー内での夫婦ゲンカ

私が住んでいる団地横に、道の駅があって、キャンピングカーが沢山停泊している。聞くと水道水を自由に使えるので洗濯や料理に便利で、キャンピング仲間ともここの道の駅で待ち合わせて、情報交換をすると言っていた。

きょうは鹿児島ナンバーの車の持ち主に声をかけてみた。6月に鹿児島を出発して日本海側を北上して、青森からフェリーで函館へ。そこから広い北海道をドライブしているとのこと。ご夫婦とも登山が好きで,大雪の黒岳・赤岳にも登り、紅葉を見てきたと。道産子の怠け者の私は行ったこともない。北海道を知らない道産子でもぐりではないかと恥じ入るばかりだ。道外の人が道内各地に詳しいので私は教えてもらう側だ。いつでも行こうと思えば行けるが、出張以外は意外に現地の旅はしていないものである。鹿児島組はこれから小樽・余市へ行き、そのまま一気に南下して帰路につく計画。もう3回目の訪問で友人もできてお祭りに呼ばれているのだと。一番、困るのがコインランドリーの数が地方に行くと少なくて不自由しているとも言っていた。

富士山ナンバーの人と話したときに、ご主人から「夫婦ゲンカは最悪ですよ」と冗談とも本気ともつかぬ話をうかがった。私は「どこの夫婦もそうではないですか?」と言うも「長旅ですから、狭い車の中で、押し黙って一言も発せず2日間運転したことがあります。私の知り合いで、ケンカがこじれて、新千歳空港から帰っていった奥さんがいました。」鹿児島組にその話をしたら「います、います。そういう場合、まず旦那が謝ればうまくいくケースが多い」。「自宅でもそうですね」と私。

次に1か月、どのくらいの費用をかけて旅をしているのか聞いてみた。鹿児島組は20万~30万円と教えてくれた。一番こたえるのがガソリン代だ。日常生活品と自転車などを後ろに積んでいる場合もあるから燃費が悪くなる。とはいえ、いつも狭い空間だけでは疲れも取れないからスーパー銭湯も利用、国民宿舎で熟眠する。車の改造費だけでお金を使い、なお全国を行脚する年齢は体力の残る60代が圧倒的に多く、自宅は子供たち夫婦と同居か留守番の娘がいたりして安心して旅に出れる夫婦が多い。

私なら圧倒的に「一人旅」がいい。慣れている旅の形態がひとり旅だ。10代末から急行や特急でふらりと無計画で本州を放浪していたころを思い出す。

それにしても飛行機で帰宅した奥さんとはいずれ再会するわけだけど、うまくいくのかどうか心配である。私の場合、定年記念旅行で函館へIRで行ったが、函館山でケンカをした。車の中に限りませんね。

  1. 触らぬカミに祟りなし。ですね。朝から子供たちにキレだして、とばっちりが来る予感がしたら外に出て家の周りの掃き掃除やらゴミ捨てやら用事を見つけて静まるのを待つか、リビングから居なくなるのを待ちますね。しかし、同じ空間、それも狭いクルマならたまりませんね。悔しいですけど意思を曲げても折れるしか方法は無いかも知れませんね。ですから初めから夫婦旅行など計画しない方がいいですね。今更、おしどり夫婦を気取っても直ぐに化けの皮がかがれてしまいますからね。夫婦旅行は元気な若い時に限りますね。

  2. キャンピングカーで全国縦断など一時は考えた事はありましたが、最近では何か大きな目的でも無い限り気が進まなくなりました。まだ行っていないのは東北と山陰ですが、熱も覚めた今では遠出はしなくなりました。経済的にも、時間的にもムダなように思えて、近場しか行きません。北海道も若い時から随分回りましたから、今更ですね。今度の週末には近場で紅葉でも見つけようかと思っています。あちこち回るより一カ所で時間を使った方がいいように思えてきました。年ですか?。

    • 私は旅には出なくなりましたね。地図で平面を旅したつもりで、歴史の中で時間の旅をして旅費無料の世界です。
      これではダメだと思いつつ、全国の博物館や資料館をいけません。

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