神殿の中

出雲大社系の三神教会という神社が近くにある。れっきとした神社なのだが恵庭市生まれの妻や初めて知る人は、外形や『教会』という日本語表記に、新興宗教の匂いを感じて立ち寄らなかった。信者は自力で鳥居を立てて赤いペンキを塗り、石畳をきれいにして、外周りも木柱に透明ペンキを塗りウェルカムの体裁を整えると、お参りに来る人が増えてきた。『三神』という意味は、日高穂別町と夕張市にあった神社を恵庭の現在の場所に集めたので3つの神が集まったものでそういうネーミングになったらしい。神棚は3つの神社から持ってきたので豪勢な飾りをしていて一度見ると参拝者はびっくりする。私もそのひとりだ。

2021年、ここで神主をしている知人(元札幌の広告代理店勤務)を訪ねてみた。1月1日午後2時ころだ。石畳のわずかな雪を掃いてて『今のところ、昨年の正月3日間の売り上げの半分になった』と喜んでいた。お札やお守り破魔矢など丁寧な対応をする73歳の神官の女性が一人一人の声を聞くので、ファンがどんどん増えてきたのである。

元々、長蛇の列をなして賽銭を投げ入れる神社ではなかったので、かえってこういう小さな神社に人が集まるのかもしれない。『出雲直系』という信用度が年々、浸透してきたのは知り合いとしては嬉しい。神主と神官から私が神を信じていないことは察し済みで、私もおかしな関係をつくったものである。自宅にある神棚は、しかしいつのまにか出雲大社のお札ばかりになってしまった。なぜこんなに私が出雲にこだわるのかと考えると、実は竹内まりやの実家が出雲大社の前の旅館だということも大きい。ミーハーな私である。

参拝者の中で厄払いを申し込んで行く人もいるが、各種お守りを購入したあと『厄払いをしてもらえるのでしょうか?』『できますよ』と神主。『すぐにできないでしょうか』『いつごろご希望ですか』『1月4日ごろ』『本厄ですか?』『はい』『厄払いは節分の後にするのが通例ですが・・急ぎとあれば1月15日でいかがでしょうか』『わかりました』といって、申込み用紙に記入をしていた女性もいた。

また若夫婦が各種の出雲グッズを見繕っていたが『何でも効果のあるお守りってどれですか』と聞いてきた。交通安全や勉強,縁結びや無病息災もあるが,神官もはたと迷って答えられなかった。『自営業をしているんですが』と夫。しばらくして、健康のお守りを2つ買っていった。新型コロナでダメージ受けたのだろうと推察する二人であった。私は出雲のおみくじを引いて末吉、破魔矢を買って帰宅した。

  1. 今年は神宮へ初詣を見送っています。昨日も神宮前を車で通過した時には柏手を打ちましたが、これは私のいつもの癖で、どんな神社でも前を通れば同じことをしています。ですから初詣も、いつも通り車から拝む事にしました。例年、正月には神社にも寺にもお参りしていたのですが。コロナ禍の最中ですので、しばらく落ち着いてからお参りしようかと思っています。北海道神宮も昨日は長い車列が続いていました。しかしTVで観た境内の様子では参拝者はまばらでした。今年の初詣は、入場制限とか参拝方法にも変化があるのでしょうね。

    • きょうは三吉神社へ行こうかなと考えてます。とにかく大吉をゲットしたい。神官に聞くと,毎日運が変わるからおみくじは幾つ買ってもOkと言ってます。神社の収入麵からの判断ですね。しかし、神殿を見ていると風格がありましたね。左右に日本酒の山が積んでます。

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