風呂場でクモに出会うことがる。誰かが石鹸を食べると言ってたが本当なのか?外は雪で生きていけるわけはないので、どこに隠れていたのか。秋口に生みつけられた卵から孵化して暖かいバスルームへ移動してきたのかと思うが、残念ながらお湯を入れているとプカプカ浮いて死んでいる(合掌)。


和室には2メートルの義姉からもらった幸福の木があって、ここの土にも虫たちが生きている。小さなハエもいる。居間を横断するクモはそっと生かしておくことにしている。虫たちの動きを観察していると可愛いいものである。慌てて安全な場所を探しているか、食べ物を求めているのか。私は食べ物を食卓から落とすだらしない食べ方だから、結果、虫たちの食事を補給している役割を担ってるかもしれない。


1階にいなかった蚊が実は2階のパソコンルームに現れたことがある。これだけは雑誌で叩いて殺してしまった。自宅の床下は寒いとはいえ、土だらけだから、生物が生きようと思えば生きられる。ジャガイモやタマネギ・ニンジン・大根を床下に保存しているいるから、ここに至り着けば。野菜の中は熱を帯びていて暖かそうだし、野菜の汁は吸えるし彼らにとって天国かもしれない。


でも一番好きいもなのは、植物たちと暮らすことだ。花屋さんで買った正月の束に隠れて連れてこられた虫たちもいるかもしれない。冬の虫たちはたぶん害虫はいないと思うから彼らを寛容に扱いたいものである。冬のハエは元気がない。夏のあのずうずしい態度や飛び方をしない。飛ぶスピードも遅い。部屋の中で配偶者探しをしているのだろうか?まさか?そしてまた卵を産み子孫を残す営みをするのか?春にはまだ4ヶ月はかかるから、辛抱強く生きていかないといけない。


いったい、私の自宅には何匹くらいの虫たちが共生しているのか。外は零下10度を超える朝が多い土地で、家の中で虫たちを生かしていると思うと嬉しくなる筆者である。

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