キレる老人~この現実に社会は耐えられるか~「東洋経済3月19日」
新聞記事の切れ味の悪さに、私はNEWS WEEKを読んでバランスを取っていた。今回は「キレる老人」という切り口で東洋経済が面白い。駅のホームで駅員と・お店でのクレーム・職場での軋轢・相続を巡る子供との確執・老いらくの恋・老人ホームにて・アルコール依存・居座り続ける老害経営者・高齢運転手の高速道路逆走と交差点事故とブレーキ踏み間違い・定年延長による社内の若者世代の仕事の邪魔感・大脳前頭葉の機能低下と視野狭窄。もうこれでもかといわんばかりのキレる老人をもれなく特集している。
さらに待機児童を解消するため東京のある区が進める保育所建設も高齢者の住人の反対(児童を迎えに狭い道路に車でやってきて道を塞ぐ・事故が発生する)で建設が遅れる生々しい話も取材されている。全部で46ページもあるから、力の入れ具合が違う。
一応、雑誌は60歳以上を老人として定義して、各種年度別事件発生グラフもオリジナリティがあり、説得力がある。毎日、日本中のあちこちで、私を含めて60代以上がなぜ、キレる人間になっていくのか?その根本として、大脳を見てみると、こんな人の脳は老害化しにくい、キレにくいらしいから参考まで。
(1)教育歴が長い・・・若いころに長期間の教育を受けている。
(2)高齢になっても活動量が多い・・仕事・ボランティア活動などの機会が多い。
(3)生活習慣病ない・・脳梗塞を起こす要素が少ない。糖尿病の人はキレやすいとも言われる。
ここから新記事である。キレル老人で上記の記事は「保育所建設反対」を除けば、老人個人の問題だが、娘の友人がファミレスで働いていて、複数で老人が来るとクレームが増える話だ。ひとりで来るときはクレームも言えず大人しいのに、集団で来ると「味がどうだこうだ、出てくるのが遅い」だのグタグタ言うので困るらしい。弁解がましくを言うと「店長を知っているから、呼んでくれ」とか言われるのも面倒なので「はい、はい。申し訳ございません」と頭を下げて、その場を逃げる。電車の中でも、OBの老人集団に遭遇して声が大きかったら筆者は別な車両へ移動することにしている。視野が狭く、耳も悪くなって、そして態度もデカイ老人の集団にならぬよう、私も自戒しなければいけない。しかし、老人はいつも男の老人で老女は少ない。楽しい世間話をする習慣を10代、20代から男は女性から学ばないと(この学ぶという姿勢がもうダメな証拠?)いけない。
避暑を兼ねて九州から帰省して1カ月の娘と孫、妻と娘の女同士の会話は止まらない。どこの家庭もそうなのか?

