体重を減らす薬がある
私は糖尿病だと書いたが、去年の4月からアステラス製薬の「スーグラ」錠を毎朝飲んでいる。主治医は「この薬は、糖を体に吸収せず、尿でそのまま出すので、のどが渇くから水分をどんどん補給してください。その分、トイレの回数が増えます」。
副作用として、皮膚のかゆみが出てくる。体重は去年からみて10キロは減り(急激でないのがいい)、体が軽くなった。会う人から「顔が痩せた、お腹がへこんだ」と言われ、薬の説明をすると「俺も薬を飲みたい」が多い。実際、主治医へも「痩せたいから、薬が欲しい」コールがあるらしい。もちろん、それには応じていない。私は新薬の治験者(モルモット)でもあるから必ず体重計に乗る。
肥満気味の娘も妻も「飲んで痩せたい」と羨ましがられる。ほかに3社のメーカーが同様の薬を出している。この主成分を健康食品に応用できれば(化学成分を応用して)爆発的な売り上げになるだろうけど、実は昨年、この新薬で10名が死んだ。水分補給を忘れて、血管が詰まったのかもしれない。副作用のない薬はないし、できれば薬の世話にならず痩せらたらいいけれど意思の弱い私には最適な薬だ。
痩せたのは、この薬のおかげだけではなくて、毎週、不動産のチラシを戸建500戸に投函。1戸終わればターンをしてこれを500回繰り返し、月に2000回、腰をひねっている。普段使わないこの胴回りのひねり具合・筋肉運動が、「スーグラ錠」と相まって私を痩せさせている。そう分析している。仕事を辞めてストレスが減って(仕事がないのがまたストレスになるから困ったサラリーマン定年者だ)間食が激減したのも理由かもしれない。
大好きな肉まん・お団子・たい焼き・から揚げ・おやき・・書いてるだけで涎が出てくる。肥満は自己管理ができない証拠と、病気を除けば低い評価をされる。給与を下げる外資系企業もある。45歳のときにアスレチッククラブの会員になり、仕事帰りに1時間ほど運動したり、プールの中を歩いていた(カナヅチで泳げない私)。楽しみは風呂とサウナ。夏は最高だった。
しかし、飽きて行かなくなる。幽霊会員が施設にとって一番儲かる人たちだと経営者から聞いたことがある。会費だけ払い、施設には「忙しくて行けない」人が多いと蔵が建つ。でもいつも来る会員を見ていて思うのは、彼らはスマートでそもそもこの施設に来る必要は全然ないような健康体の人ばかりで、マラソン大会やそれ系の運動実践者ばかり。運動不足で来なければいけない人はこない。
中小の民間企業の営業マンならまだ仕事をしている時間だよねと親しい人と語ったこともある。ここで私は痩せなかった。水分補給を軽んじて、そのあと心筋梗塞で倒れた。そういう意味で、体は痒いけれどいい薬に巡り合えた。多少,糖尿あって、痩せたいなら遠回しに主治医に聞いてみたらいかがかな。処方されて、みるみる痩せるかも。


昔の少年
5kg太った。昇りの階段3階までは息が切れて辛い。1年前は駆け上がっていたのに。クルマばかりに乗っていると言われても仕方が無いのだが、今や僕の足。この足が無ければ・・・。しかし、おかげさまで現在のところは苦しい花粉症だけ。これも今年から。ジムの幽霊会員にも近いし、ゴルフをしなくなって、もっと軽く楽しい運動は?とパークゴルフを時々するが、今は花粉やらPMやら黄砂で中断。以前一時、血圧が高くなって薬を貰ったことがあったが、年齢と共に体質が変ったのか?血圧も気にならなくなったのでその薬もやめ、水は出来るだけ多く呑むようにして、塩分控えめ、脂分控えめ、甘いものは食べすぎる傾向ありで要注意だ。太った人はよく呑みよく食べる。結構わがままを通せる人が多いと感じている。余裕もあるのだろうが、ビール何杯呑んだとかお酒の摂取量の自慢と、旨いものを食べた自慢、食べ物の話ばかり、が特徴。友人に「美味しい物食べに行こう!」と誘われるが僕は全然興味がない。「不思議だ?」と言われる。今は何とか5kgをお返ししたいからだ。
seto
適当に太い方が、病気には強いので、痩せすぎも考えもので、そもそも栄養になる糖を捨てるという発想が凄いなと思う薬だ。余分な糖なんだろうけど、生きる
エネルギーのもとは糖だから、この必要な量と余分な量をどうやって区別しているのか、知りたいものだ。主治医に聞いてみる。健康はいまや一大産業と化してて
人間ドック産業、高血圧産業、骨粗しょう症産業、糖尿病産業、禁煙外来産業、うつ病産業、アスレチック産業、健康評論家跋扈でする医師、出版産業。お互い
頭の中を健康にしたものである。忘れていたが、レントゲンも不要な照射を幼いころからしているのは考えものかもしれません。健康診断と称して。