大分県立歴史史料館・中津市歴史博物館

 

大分県立歴史博物館では「自然と人の物語」が開催されていた。九州の文化や文明に暗い私は、まずは大分の歴史博物館から。縄文土器の展示数は少なかったが、圧巻は玄関にある国宝臼杵摩崖仏(うすきまがいぶつ)のミニチュアをバックにしたプロジェクション・マッピングだ。摩崖仏は岩壁にノミを入れて仏を掘る、特に大分県国東(くにさき)半島は摩崖仏の宝庫。歴史博物館は宇佐市にあって、謎多き八幡神の宇佐神宮本殿がある。八幡は戦争や戦の神なのでどうも親しめない。神も仏も一緒の時代だが仏を岩に削る文化が国東半島を席巻していた。九州最古の古墳も3世紀から5世紀につくられた前方後円墳が宇佐市

ビックリしたのが鬼面の豊かさと芸能で使われる楽しいお面の数々。下手な撮影でハレーションを起こいているが、鬼の出てくる村祭りがたくさん行われていたことである。国東半島では、鬼は仏の化身。毎年、旧暦の正月に修正鬼会が行われる。そのときに付ける仮面だ。寺によって開催日が違うので要注意だ。

 

一方、中津市歴史博物館では「福澤諭吉とお札に選ばれた偉人達」がちょうど開催していた。

 

肖像画は左から福沢諭吉、澁澤栄一、北里柴三郎、5000円はここにはないが津田梅子さんだ。左から2番目は1万円札の後ろを飾る浮世絵デザイン候補。お金に縁のない私なのでここはさらっと見て帰ってきた。

 

大分県中津市は、博物館もあり、医者の歴史も長く、神仏混合の寺も多くて、摩崖仏や祭りも多い魅力的な街だ。、道路は城下町ゆえ狭いが(それゆえ軽自動車は最適)あちこち点在する食堂やレストランがあって味の特徴をしっかり出している。市民は「鳥の唐揚げは作るものではなくて買うもの」なので全市に唐揚げ屋さんがある。買い方はあれを幾つこれを何個で買うのではなくて、「1000円で!」と頼むと適当に何種類か袋に入れてくれる。買い方のマナーだ。ケンタッキーフライドチキンが一番最初に店を出したとき、売れなくて撤退した話は有名だ。いまは店があるけれどね。面白い町である。ハモ料理を食べたが、苦手だ。セキサバ、セキアジも食べたが苦手だ。どこの町を旅しても好き嫌いを出してしまう。

唐揚げグランプリに輝くもり山