ブログに初めて女性からの投稿です。ある新聞で(怪談特集)があって投稿したら掲載されたとのこと。その前段の話が詳しく書かれていました。新聞は字数制限が厳しい。
22歳で新卒で、はじめて就いたのが、新聞社の受付でした。要領も悪く覚えも悪くて自己肯定感は下がる一方の毎日で、寝る前に毎晩キヨちゃん(曾祖母)に手を合わせてから寝ていました。「明日は無事に終わりますように。ミズなく終わりますように。もっと頑張ります」と。受付には当時、黒電話が1台ありました。これをかけると契約したタクシー会社につながります。
そんな私に一言どうしても伝えたくて電話し続けていたらしいんです。
「みんな元気かい?おばあちゃんんね天国だから遠くて、ずっと電話かけてたんだけどなかなか繋がらなくてやっと繋がったの。でもすぐ切れちゃうから、ごめんね。おばあちゃん一方的に話すけど聞いてね」と言われました。「毎日のお仕事のことで不安に思ってるようだけど、何にもしなくていいからね。大丈夫だからね」と。この一言を伝えたくてかけてきたのでしょうね。
天国という遠いところから繋がせるだけでも奇跡。私が小学校3年生のときに他界しているので、社会人になった自分が曾祖母と話せるというのがもう感動で号泣でした。電話はほんとに短くてすぐ切れちゃうから大事なメッセージだけどうしても伝えたくて一方的に話すと言ってきたんだと思いますが。切れてしまう瞬間がわかったので、私も(大好き)と伝えることができてほんとうに全てが奇跡でした。
この話を聞いて、東日本大震災で海岸に電話BOXが置かれた写真を見ました。


