むのたけじさんの詞集『たいまつⅠ』(評論社98p)にある言葉。全文はこうだ『世の親たちがわが子たちにそそぐ思いやりの半分を他人の子たちにそそぐなら、世の中は確実に2倍明るくなる』。現代の親たちがすべて自分の子供におもいやりをたっぷり与えているとも言えないけれど、総じて親のエゴ(子供を親の見栄の道具にしがち)に集中しないで、その気配りを他人の子供へ向ける、遠慮なく干渉していくと、地域社会はもっと風通しのいい、安全な場所になるだろうと言う。子供たちにもいろいろ悩みもあって、身近な家族より叔父さんや叔母さんの方が本音で話せる子供も多い。というのも子供は大人以上に大人の部分があって、大人の気持ちを先取りして(こう言うと親は困るだろうとか悲しませるだろう)自分の言動を制御するからだ。親がかえって自分ではなく、友達とか近所の子供に関心や愛情を向けてくれるほうが、子供の気持ちは解放される。自宅に犬でもいれば母親の愛情が分散して子供は楽になることと同じ。子供も学校での悩みを犬のお腹を撫でながら話すかもしれない。親子の信頼感が第三者が入ることでより強くなると思うがどうだろうか?結果としてそれはまず家庭が明るくなり、世の中は比例して明るくなると言えるのかもしれない。そういう家庭で育つと働いても逆鏡に強い人になりそうな気もする。『世の親たちがわが子にそそぐ思いやりの半分を他人の子たちにそそぐなら、世の中は確実に2倍明るくなる』

