注意すれば何でもないことなのに、最後まで仕事に責任を果たさない人が多いのではないかとある人と電話で話していたら、下記のメールが届いた。正確には「責任を取りたくない、面倒だ、丸投げだ。それより人事が気になる」ようなところに身を置いて生きている組織人(つまり貴方がいなくても動く)が多過ぎると感じていて、それはまた仕事や製品を全体で把握できる人が少なくなっている、物づくりも職人仕事から工賃仕事へ、検査も注意力散漫に「早くいつまでに○○個納品だ」に価値が移動しているのかもしれない。何せスピード時代だから。
ちょっとニュアンスは違いますが、三国志の諸葛孔明の著書「将苑」にある
「よい将軍には『腹心』『耳目』『爪牙』の、三種類の部下が必要である」という言葉を
思い出しました。
爪牙とは戦って強い人、耳目とは情報に精通してる人ですが、
腹心というのは「高いモラルや常識を持つ人」という意味で、
今、日本で使われているような、親分の心を誰よりもよく知っていて
どんな命令にも従う人、というような意味はありません。
犯罪や不道徳までいかない、ちょっとしたモラルの欠如が蔓延してるかもしれませんね。
「腹心」がここでは、高いモラルや常識を持つ人と定義されていて、筆者などはホッとするのである。高いモラルはどこで得られるのだろうか?誰から教わるのか?そのモデルは?こういう問いに、尊敬に値する人が周りからいなくなっている状況が考えられる。私はひとりいたが亡くなった。亡くなったが、あの人ならこの場面をどう乗り切るか?と考える。そうすると気持ちが楽になる。間違いの少ない判断というのは、場数を踏んだ人や知恵のある人と誰からも思われる人の模倣から始まるのではないだろうか?いま一度、家庭を含めて見回したいことである。
