6月末日から晴天の日が、北海道は少ない。本州は梅雨明け早いねとニュースが流れるが「北海道が梅雨みたい」と話題が続かない。新千歳空港に降りたお客さんは「寒い!梅雨みたい!」と感想を述べる。梅雨前線が北上しているのか、NHKはじめキー局が東京に集中していて、きめ細かく北海道まで視線が行っていないのかもしれません。有名な話であるが、台風が関東圏を抜けたとき「ようやく台風は東北地方へ抜けました」と全国放送した予報士がいた。自分のいま立っている場所が最優先でその人の思考が左右されることは肝に銘じたいことである。東北に住む人からNHKに抗議の電話がいったことは言うまでもない。
きょうも会社の女性と『おかしいよね、このごろ、この天気、雨。梅雨だよね』。こういう発言はもうずっと前から道産子の間ではあたりまえの発言である。地球の軸がずれてきている、梅雨前線の位置が北に沿いだしたかもしれない。私は、やはり農作物の日照時間や温度、雨による作物の冠水が心配なので、大きなビニールテントをあちこち税金を使って郊外に作り、重要な作物は一番大切な期間は冠水せず、一定の温度を保つ施設を作っていいと思う。実際、夕張メロンやミニトマト栽培やイチゴ栽培も日の光さえ入れば灯油をたっぷり使わずに収穫できる。梅雨が北上しても大丈夫な農業政策を早急にしてほしいものである。生きる基本は空気と水と食料。失ってから騒いでも遅い。長い人類史の教えるところである。そして一番怖いのが自然災害。ライフラインが充実すればするほどその被害は甚大になる。地震で簡単に寸断される。ビルは崩壊、電気は止まり、電車や道路は寸断。スーパーやコンビニから水と食料・トイレットペーパーが消え、電池が消え、電気屋さんからラジオも消える。売れ残っている仏壇屋さんから全部、ローソクが売れて消える。そう考えると、人混みから遠く離れて住むありがたさを思うのである。離れて住むのも静かでいい。通勤も好きだけど、帰りはもっと好きである。
