喫茶店を閉店したわけ。

喫茶店を閉店したわけ

地域で流行っていた喫茶店ではあったが、お客との会話に嫌気がさして閉店した経営者の話だ。札幌では高級住宅街と言われる場所に店を構えて、裕福な常連客を持っていたのだが、だんだんと奥様族に変化が現れて、コーヒー飲みながら薬を飲む奥様も増えてきたらしい。カウンターに座る奥様は、表情に乏しくいつも愚痴ばかりをマスターに吐いて聞いてもらおうとする。一人だけならいいけれど、他にもマスターを話し相手にしようとする奥様たちが増えてきて、客商売とはいえ「もう嫌になってしまう」と。「コーヒー1杯で500円。心療内科へ行けば5000円は稼げる。話し終えれば、満足して帰るのだから、私も心療内科医兼喫茶店のマスターだ」「ある日なんか、夫婦でやってきて、旦那は奥さんを喫茶店に置き去りにして、どこかへ出かけていき、2時間後戻ってきた。その間、奥様の愚痴を聞き続ける。これって旦那さんに聞いてもらえばいいのに」。さらに奥様同士で、「あの人の相手ばかりして、私たちをないがしろにする」と嫉妬の発言や噂も流れたらしい。怖い、怖い。我慢の限界で店を閉めた。閉店の実際の理由は、こういう話が出る場合、全く別な理由で店じまいすることもあるから、全部をうのみにするわけにはいかないが、昔、ノイローゼいま鬱症状がどれだけ多いかの証左である。まずは、家庭内で潤滑油の会話を夫婦してしないと、奥様族の不満のマグマが店を倒してしまうことも考えられる。安らぎの場所が減ってしまうから用心・用心。