『私がファースト』の党ができた《与太話》
今度の衆議院選挙で大池まりやさんが『私がファースト』の党を立ち上げた。あまりに図星のネーミングに元議員たちも照れくさくて、入党しようかどうしようか迷いもあったが、落選したくない。大池さんの個人人気に乗りたい。
政党名を連呼するときに《このたび、『私がファースト』の党より立候補いたしました我利我利亡者金欠です。以前は、たてまえで、国民のため、市民のため、地元民への利益誘導を公約させていただきましたが、嘘をつくことはアベさんでおしまい。これからは自分に正直に生きようということで、国民は二の次三の次で、私の利益を第一番に優先し、余裕があれば親族へ、次に昔から仲の良かった学校時代の友達で、申し訳ないが、国民のことや外交については、政治学や外交がわからず、経済も音痴で難しくてわかりません。ただ、『私がファースト』の党にいわゆるインテリという人が党の方針を作っていますので、私はそれをオウム返しに話すつもりです。とにかく、何が大事かといって自分よりほかにありません。皆さん!私には小学校へ通う可愛い二人の子供がいます。塾や水泳教室、バレエ教室と習い事で毎月10万円も支払っております。10万円ですよ、皆さん。この10万円を稼ぐには時給1000円で一日5時間働いて5000円、月に20日出て稼げる金額です。それが皆さん、寝ていても年収で2000万円、ほかに事務所経費や交通はJRにはグリーン車乗り放題、秘書も親族にすれば彼らの給与ももらえるので止められません。議員バッジをつけて全国を回れば、衆議員議員が来庁したと大騒ぎしてくれる。中には町の要望を聞いてもらおうと、おいしい地酒を飲める会まで開いてくれて、手土産までついてくるんですよ、皆さん!こんな味わってきた特権を手放すことができるでしょうか?一度、この快感を味わうと捨てたくありません。ですから、私は銭・銭・銭への愛着から、志は低いのですが、勉強は大の苦手ですが、どこの委員会に所属しても、優秀な官僚たちが作文をしてくれるので、答弁できます。どうか、皆さん、こんな私ですが、ぜひ来る衆議院の選挙には『私がファースト』の党公認の我利我利亡者金欠へぜひ清き一票を!》
さらに税金を使用した新聞掲載の我利我利亡者さんの選挙広告には、『私がファースト』の党の基本方針が書かれてあったので紹介する。(1)人は人、自分は自分 (2)政治はエゴのかたまり
(3)自分のことは自分でしよう (4)国に頼るな (5)政治家だけでなく役人もエゴのかたまりだから、彼らの天下り先を増やそう。 (6)役人がいて次に国民がいる (7)政治家の豊かな暮らしが保証されて国民の幸せが始まる (8)外交は外務省に任せ、とにかく家畜人ヤフーのような生き方を (9)長生きはできるだけしないよう心がけよう。
書きながら、筆者も嫌味な作文をするなあと反省するが、コロコロ変わるのが政界。頑固に教条に捕らわれているより正直でいいと思う。そして全員、落選する。メデタシメデタシである。
