9月10日(土曜日)、午後4時、見知らぬ男が訪問してきたと妻。所属と名前を名乗らず突然「何かお悩みありせんか?それを解決する相談会が午後6時から町内会館でありますのでお越しください」と。妻は気味悪がり「悩みのない人はいないのではないでしょうか?しいて上げればもう少しお金があればくらいですかね」と言って帰ってもらった。元気なく弱弱しい雰囲気の30代。「統一教会」とわかる人だと言っていた。「まだ、海苔とか干しシイタケとか昆布売りならちょうど無くなったから、安ければ買ったのに」と言う。若い信者に地区のボスが「一軒一軒回って歩け。人を集めろ」と指示されて、嫌々戸別訪問をしているようだ。
それにしても、名刺もなく名札もなく突然のそっとやってくる。エホバや神霊協会や創価学会はパンフレットを持参してくるからわかりやすい。幽霊のような団体と人間がやってきて、見せかけのやさしさで相手を取り込み、金を巻き上げる。学生時代に、学内で「原理教研究会」が布教をしていた。だいたい地方から札幌に出てきた一人暮らしの気弱そうな男女が多い。当時は学生運動の(69年)ヤマを越えて、学内全体が落ち着いてきたとはいえ、いつの時代もそうだが悩み多き若者も多かった。
私は読書会を5人で作って小林秀雄・折口信夫・西田幾多郎・ジェームスジョイスをはじめ、当時の新刊本を追いかけていた時期と重なる。そういう仲間作りをボランティアに求めていた人もいる。セツルメントとして母子家庭の寮に行き、子供たちへ勉強を教えていた人もいる。ススキノでピアノを弾いてバイトをしていたり、政治活動を続けていたのもいたが、総じて無気力の雰囲気。学生同士もバラバラな雰囲気に流されていたと思う。国立大学は学費が安いこともあって留年する学生も私を含めて多かった。1ヵ月1000円であった。
当時の学生たちは、原理教イコール勝共連合と認識していて、学内では浮いた存在として忌避されていた。浮いていたからいったんはまると深くなる。大学側も原理研究会には場所貸しもしていて、壁に説明会の案内チラシをベタベタ貼っていた。それにしても植物的な男子生徒も多かった。こういう人たちが後々統一教会の幹部に出世していったのか?女性たちも見かけたが、おしゃれせず、髪も汚くて、目も不安定で声も小さくて「この人大丈夫?」という雰囲気でしたね。
9月10日に自宅に現れた30代の男。50年前に原理教の勧誘男にフラッシュバックした。恵庭はジャガイモの収穫期で人手が足りない。まだ若いんだから畑に出て手伝って来い・・・と言いたい。農場主はすぐに紹介するぞ。

今やコロナ禍真っ最中と言うのに個別訪問も非常識ですね。勧誘なら当然会話を交わす訳で、甚だ迷惑な話です。それならせめてインタホンで用件を告げれば済む事で、玄関ドアを開けるまでも無いでしょう。きみの悪い時代ですから気をつけたいものですね。
まったくおっしゃるようにハキハキ、名札をつけて明確な用件なら対応もできるのですがね。