2023年12月21日の北海道の日最深積雪深いほうから   データ最新時刻 09:00
順位 地点名 日最深積雪 観測時刻 地方
1 幌糠(ほろぬか) 165cm 01:00 留萌地方
2 幌加内(ほろかない) 145cm 03:00 上川地方
3 朱鞠内(しゅまりない) 143cm 05:00 上川地方
4 石狩沼田(いしかりぬまた) 98cm 03:00 空知地方
5 留萌(るもい) 92cm 03:00 留萌地方
6 音威子府(おといねっぷ) 89cm 06:00 上川地方
7 美唄(びばい) 70cm 03:00 空知地方
7 秩父別(ちっぷべつ) 70cm 02:00 空知地方
9 歌登(うたのぼり) 69cm 05:00 宗谷地方
10 中頓別(なかとんべつ) 66cm 05:00 宗谷地方
11 深川(ふかがわ) 64cm 04:00 空知地方
12 倶知安(くっちゃん) 63cm 05:00 後志地方
13 古丹別(こたんべつ) 55cm 09:00 留萌地方
13 美深(びふか) 55cm 06:00 上川地方
15 和寒(わっさむ) 54cm 01:00 上川地方
16 蘭越(らんこし) 49cm 08:00 後志地方
17 上川(かみかわ) 47cm 03:00 上川地方
18 滝川(たきかわ) 45cm 04:00 空知地方
19 旭川(あさひかわ) 44cm 01:00 上川地方

1)積雪1センチ(12月20日現在)の恵庭市恵み野。同じ北海道でも留萌や上川管内は100センチを超える。日本海側に住む人たちは大変だ。除雪は半端な肉体労働ではない。車の雪下ろしから始まり、道路に雪を積むが、狭くならないよう高く積む。そのために雪を山に向かって投げる。これを一日何度もする日が続くと、同じ「生きる」という基本的な落差を感じる。テレビを付ければ、暖かいスタジオでニコニコ笑いながら「それでは全国の天気です。日本海側にこれまでにない強力な低気圧が接近しています。北海道東北でこれから予想される積雪量は50センチ」とかね。他人様のことだからお天気版を指しながら、ときに心配をするような顔をして、持ち時間を過ぎると「お疲れ様」で帰っていく。こちらは天からの雪の手紙が何通も降りてくる。「ごめんよ、ご老体には過酷な雪捨てをさせて」とでも言いながら。中谷宇吉郎さん、助けてください。雪の結晶を観察する余裕がありません。

  1. 全国ニュースになる北陸の豪雪地帯で高校生の時まで過ごした私には、移住した北海道の雪は、まるで別のもののように感じたものです。それもフッと息で飛ぶような軽い雪だったからです。桑園あたりの北7条通りは道幅が広く当時はマンサード型屋根の民家も残っていて、人通りもクルマも少なく、その雪化粧の風景はまるで異国『欧米か?』ではなく『北欧か?』とさえ感じたものでした。当時はまだ若かったので頼まれてよそ様のお宅の除雪なども進んでしたものです。北陸で高齢95歳まで独居していた父親の元に北海道から屋根雪下しに行った事もありました。軒先が湿雪の重みで折れるからです。北陸本線はいつも青森からの列車が戻って来れず運休でたどり着くまで相当幾日も途中で待った事もありました。あれから半世紀両親も他界した今では、あの豪雪3mの北陸トンネルのある田舎の冬には行く事もありませんが、今でも大変な状況では無いかと思います。今の時代では考えられない事ですが、高校の体育館の屋根がつぶれるのを案じて全校男子生徒全員で毎日あの大屋根に登って雪下ろし作業をしました。県立で今なら危険行為と問題になりそうですが、当時は進んで全員で働きました。お蔭で数年に一度は必ず来る豪雪期には何と3学期の授業参加日は9日間でした。当時は多めに見て貰って全員単位はちゃんと貰いました。また当時の土曜日は休みではありませんでしたから日曜日には市内の高齢の英語の先生宅やお世話になった医院の屋根雪下しをした後にはカレーライスをご馳走になって、バイト料千円を貰って映画館に直行していました。そんな北陸の重い雪を経験していましたから、移住当初の北海道の雪の軽さに驚くと同時にさほど疲れませんでした。しかし最近は体力も落ちて雪を飛ばす機械で一ヵ所に積み上げ排雪業者さんに毎シーズンお願いしてショベルカーとダンプで運んで貰っています。近年は北海道の雪も湿雪気味で重くなりましたね。北海道も、夏は猛暑、冬はまつ毛さえも凍った半世紀前とは随分違ってきましたね。気候変動を感じます。今年のあの猛暑の夏の最中、行きつけのクリー二ング屋のお姉さんに冗談で『今日も暑っいね~北海道も名前を変えなきゃいけないね』『なんて??』『ホッカイロってね』お後がよろしいようで・・・。

    • 金沢に2月に行ったとき、ベトつく雪にびっくりしました。冬の永平寺へも福井電鉄で行きました。杉林の中を永平寺まででした。湿気の多い雪でした。カマクラを作るのには最適かもしれません。除雪でバイトいいですね。屋根の雪下ろしは雪国で高校生男子がボランティアでしているニュースは流れます。世界のニュースで韓国も豪雪で済州島の映像では、夏タイヤしか履いておらずゴッチン事故多発でした。日本にやってくる前に低気圧はまず韓国を襲いますから、または中国北部を襲いますからその辺の映像をもっと流して欲しいですね。雲は国境を軽々と越えますから。きょうは晴天で真っ青な空。学校は冬休みに入りますね。雪雲が現れると私の神経はイラダチます。大学受験を思い出すからかも。図書館の自習教室は満員です。私も札幌市立図書館へ通ったり、アメリカ文化センターで勉強していた日々を思い出します。なんの夢を持って日々を過ごしていたのか?思い出しません。

  2. 固まらない雪では雪合戦の雪玉も雪だるまも作れず大変ですが、あの雪まつりの巨大雪像づくりは水を使ったりして半ば凍らせてしあげて居ますね。あの大雪像の雪も会期が終われば翌朝にはパワーショベルで簡単に壊されて跡形も無くなりますから悲しいですね。開発局あたり主導で利雪・克雪などと大袈裟なテーマで除雪展などを開催し、私も重機のメーカー関連会社の広告に長年携わっていた関係で協力もしましたが、未だにその答えは余り出ていませんね。雪は河川敷や空き地に積み上げて巨大な雪山となって5月頃まで残って居ます。山に浸み込んだ水をダムに貯水する水力発電は電力会社としては無料の動力資源として独占してはいますが、雪を活用して冷房や貯蔵に、民間では未だ一部で活用されているものの、それ以外の雪は未だ未だ邪魔者扱いがほとんどですね。そこで、北海道発で脱炭素の具体案として雪をエネルギー源に活用したらと考えました。益々重くなる湿雪を最高のエネルギー源に活用するのです。河川敷に捨てるのはもったいない。エネルギー源になるからです。海には風力発電の風車が林立していますが、相当の設備投資とメンテナンスにも費用がかさむと思います。それとは別に陸でも、しかも冬から夏の手前まで積み上げていた雪の重さを利用したつまり重力発電が考えられます。しかもこの重力発電は雪に限らず既に海外では実践している国もあるのです。主に重量物を利用しての重力発電が主力ですが、北海道の厄介者『雪』原料無料でダンプでの運送費のみで各所に堆雪場兼発電所を設ければ、国に守られた高い公共料金の電気代の負担も軽減されるかも知れませんね。北海道の住宅も現在主流の融雪屋根ではなく切妻屋根で落雪堆積を活用すれば自家発電も可能かも知れませんね。EV主流の自動車のバッテリー充電もこれで賄えればいいですね。夏場もウエイトを活用すれば可能でしょうね。ガレージのクルマの重量活用も考えられますね。さらにもっと先を考えれば、地球に重力がある限り、それを活用しないでいた今までの自称科学者たちは一体?と思いますね。つまり重力エネルギーを放置しているものは山ほどあるのです。重量物を放置している場は考えれば、雪以外にも身近にも沢山ありますからね。

    • 重力発電、はじめて聞きました。具体的な姿があるか動画で探してみます。美唄にデータバンクを雪で冷やす施設があるはずです。たしか共同通信だったと思います。首都圏大地震を想定すれば、逃げるは、安全はまず北海道ですからね。天然冷房です。しかし、道産子で冬のスポーツをする人以外、雪嫌いが90%以上、北陸もそうだと思いますね。私の兄弟は「雪のない冬の快適さを過ごすと北海道に帰りたくない」と申しております。2月の父親の葬儀や1周忌以外、帰ってきません。雪をエネルギーにする、ダムの水や畑の保温にはなっていると思います。除雪に忙しくて、知恵が回らない。17度で寒いと沖縄在の知人からめーるありました。そうだよね。

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