夫婦ふたり暮らしは孤独死予備軍。
週刊文春のバックナンバーを借りてきて読んでいたら、奥さんに先立たれた男の暮らしと孤独死対策が書かれていた。
私はもともと整理整頓が苦手、清潔でもなく乱雑な生き方なので、情けないが家事をもっと頻繁にしないとマズイな、生き残れないかなと思うこのごろだ。
以前、4泊5日で妻が旅に出て、一人暮らしをした。2日目くらいから食事つくりが面倒になってきた。炊飯してレトルトカレーやインスタント味噌汁ばかりでつまらない。週刊誌の中に妻に先立たれた医師が「一緒にご飯を食べる人がいて初めて食事になる」と。それができ老る関係つくりを平素からやっていないとまずいなあと思った次第だ。そういえば、札幌市内で老健施設を見学に行ったとき(亡き母の住処として)、婦人たちはあちこちで楽しく囲んでおしゃべりしながらランチを食べているのに、男たちはあっちこっちににぽつんと離れて黙々と食べている。

昔の少年。
96歳まで独居で田舎暮らしだった父親のお手本を見て、自分にも出来るだろうか?とよく考えたものです。自分も高齢化になってからはなるべく考えないように仕事優先でやって来ましたが、環境も変わって仕事もジリ貧の今日、独居になった時の事も考えざるを得なくなって来ましたね。暮らしは食べて行ける事が基本ですから、作らざるを得ませんがオカズを作るのが面倒で多分、納豆でいいやとかレトルトでいいやとなりそうです。健康維持の為には食事が一番大切でしょうから例え単品でも体に良いものを普段から食する習慣を身に着けたいですね。納豆ならば、それだけも有りますが、私はカット海苔と一緒に食べますが、大根おろしでネバネバをサラサラにしたり山わさびを入れたりと工夫すれば何種類もの味に変化しますね。出来るだけ添加物の少ないものを選ぶのも大切でしょうね。年金暮らしには贅沢は無縁ですから無駄を省いてシンプルに生きるのが一番ですね。一番困るのは高齢者になると動き回れないことでしょうね。クルマも使えず自転車にも乗れず足も弱っても買い物にも歩くしか無いですからね。
seto
週に2回ほどボランティアの帰りに89歳の独居老人をスーパーへ連れていきます。買う食品は、電子レンジでつくる白米、納豆3つ、おかず、出来合いのハンバーグなど毎回、同じものです。乳製品はあまり買いません。野菜はすでにカットされた野菜のビニール入りです。通販でミカンやウナギ、リンゴを取っています。声も大きくて(元中部地方のアナウンサー)頭もしっかり、文章も書き、毎日新聞は4紙読んでいます。朝の3時から新聞タイムです。掃除や整理整頓は下手で「誰かにやってもらったら」と言うのですが、聞く耳をもちません。3輪の自転車を持っていて、天気のいい日は自分で買い物へ行きます。近所には94歳で自転車乗る老人もいて奥さんを介護しています。道新へコラムも書いていますよ。ポスターの絵もかきます。書も上手です。元気な男老人の共通点は、週に何回かすることがある、必要としている人が(町内)がある、食べることにマメである。そして少し助平であることです。セクハラとかソウイウレベルでは全然ありません。インスタントコーヒー^なら男ではなく女性から持ってきて欲しいというレベルです。
アドマン。
独居は誰にも気兼ねせず気楽でいい筈が人間は贅沢なもので今度は寂しくて賑わいを求めたりするものなのでしょうね。その結果が老人クラブなどに賑わいを求め群れたがります。老人クラブは名前が露骨で気に入りませんね。そこまで老人老人と念を押されなくても十分自覚して居ますから言われたくないフレーズですね。しかしそこでワザとらしい忖度も見え見えで馴染む気になりません。そんな私の様な老人も多いのではと考えますが、短絡的に老人クラブにナビくのも抵抗があるとなれば孤独を楽しむ方法を考えなければいけませんね。そこでできれば料理が楽しくなれば立派な趣味にもなり栄養価も考えたりして一石二鳥では無いでしょうか。レシピ本を頼るだけでなく、そのうち自分だけのオリジナルを編み出したりして楽しみ倍増になるかも知れませんね。そうなれば誰かに試食させたくなって友人も出来る可能性だってありますね。
seto
夫婦とはいえ他人同士ですからね。兄弟も他人の始まりだし、親子も他人の始まり。もともとわけもなく一人で生まれてくるわけでね。料理学校をたくさんつくってみるといいですね。近所のおばあさんが先生で習うのはおじいさんや料理下手な男たち、中には中学生・高校生・大学生がまじってもいい。それ面白いです。学校の料理室を開放すれば地域イキイキしますね。食べるが基本の人間生活ですから。日本中が料理教室できればイライラやケンカが減ります。ABC料理教室とか高額な飛揚を出してセレブっぽいメンィユーまで作らせるのではなくて、ふだんの家庭料理をつくる。ごはんの水加減からみそ汁まででいいのではと思います。自宅の米持参でおちゃわん持ってきて、1回200円。教える人は近所のおばあちゃんでいいと思います。