2月6日(金)、筆者はバスタブから出れなくなった、左足を上げるが、何度繰り返しても出れない。右手をバスタブに押し付けても、尻が床に落ちる。私の大声を聞いて妻は素っ裸になり、浴槽に入り私の重い体を左側から無事に出してくれた。午後7時のできごとだ。2月9日(月)は12月から検査をして判明した妻の子宮がんの手術日だ。大雪が予想されている。風呂から出た後も、パンツを思うように履けず、ドテッと転ぶ。午前2時、妻は救急車を呼んだ。たまたま自宅前の脳神経外科のある病院へ搬送された、筆者はおぼろげな記憶しかない。気づくと看護師フロアの横に寝かされていた、午前11時過ぎだ。後で聞くと朝一番で脳のCT撮影すると、右脳の硬膜に血腫が溜まっていて、管を頭に通して、血を取る穴をさらに4カ所増やして、ビニール袋に血を貯めていた。正式病名は右慢性硬膜下血種であった。原因は昨年12月、近所の氷の道路で転倒、激しく頭を打ったこと。1カ月か2カ月してから血がたまってくる。医師の話では冬季は週に2~3人運ばれてくるらしい。200ccの鮮血が溜まり、透明な液に替わったので、日曜日には頭のてっぺんにあった管を外しホッチキスを、さらに4カ所にもホッチキスをして傷口を止めた。猛烈に痛い。ということは、これを外すときはもっと痛くなる。実際、外すときはのけぞってしまった。老人外科医だった。毛糸の帽子をかぶって寒さ対策をしているが、シャワーOKと言われながらためらいながら、頭をゆっくり洗っている。歩く恐怖が続いている。

 

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です