太古につながる生活者の目

DSC04268ひとこと「太古につながる生活者の目」という言葉の説明をさせてもらいます。1975年に社会思想社から「知の考古学」(写真)が発刊された。当時の気鋭の歴史家・哲学者・博物学・中国文学・科学思想家・言語学・社会学・植物学・ファシズム論・日本文学・ロシア文学・縄文文化・江戸の洋学者の紹介・建築学・朝鮮文学・地理学・麹についての発酵の文化までやる気満々の人たちが手弁当で、当時、「日本で最高の知の雑誌」があった。この雑誌を開くと必ず、右ページに下記の静かなメッセージがゴチックで書かれていた。 わたしたちは 同時代ドラマ終焉の幕間に 棲息しているが この黙示録的同時代を凝視するとともに 現代史の一齣でありながら 太古につながる市井の生活者の眼を掘り起し 人間の思想の復権を願う者である 真に力ある思想とは 回心を促す思想であり また いつも思いも寄らぬ地平から 拓けてくるものであることを信じている   当時、この宣言文を私は好きでたまらなかった。何度も何度も読み返した。権威によりかかった、現今のメディアの繁茂を見るにつけテレビや新聞を見たりするのが嫌な時代が続いた(いる)。自分が喋る言葉も、いつのまにか業界用語に染まり、得意げに議論していた恥ずかしい自分もあった。60歳を過ぎて、書棚を整理しても捨てられぬ本はあるもので、この雑誌もそのひとつだ。地味な仕事をたくさんしている翻訳者や歴史家もこの雑誌で知った。関心のある向きには、古本屋の店頭で1冊、手に取ってみてはいかがだろう。   この次に、もう一回、このテーマについて立花隆さんの「エーゲ」を参照、引用しながらブログを書きます。  

5 thoughts on “太古につながる生活者の目

  • 2015年3月19日 at 4:31 PM
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    写真の入り方にちょっとクセがありますね。直せるようならなおしてみます。

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    • 2015年3月19日 at 7:13 PM
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      大事なコピー部分だね。これでいいよ。3本目は明日には完成させるよ。飯田さんのブログのアドレスを教えてください。
      さっき、図書館で写真の縮小する方法の本を借りてきました。親しい司書へ、今度ブログ始めたので、順調になったらアドレス教えます
      、本の話も多いので面白いと思うとPRをしてきました。

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      • 2015年3月19日 at 9:12 PM
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        よろしくお願いします。

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  • 2018年2月23日 at 1:38 PM
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    この記事が読めて良かった。このブログに出会えて良かった。
    ブログタイトルに偽り無いですね。私は10年後、20年後になっても、
    主が書かれたこの事々物々な言葉たちを必ず思い出し、私の礎とするでしょう。

    これからも影ながら読ませてもらいます。

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    • 2018年2月23日 at 10:09 PM
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      ありがとうございます。男と女とかのテーマは『検索』してみるとブログが幾つか出てきます。『貧困』も検索すると
      今度は、貧困女子についても書いています。ちなみに今週の『アエラ』(2月26日)は『分断される職場』。Y染色体
      とは関係ないですが、読み応えあります。

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