7月18日から20日まで2泊3日で4年ぶりの心臓のカテーテル検査をした。心臓のCT動画を見て、特に狭いと主治医が判断した箇所に2か所、ステントを入れた。主治医の話では、2年前からステントの代わりにバルーンに抗がん剤の薬を血管内側に塗る方法も開発されていると聞いた。『面白いなあ」と思って挑戦してみた私だが、造影剤を入れて動脈を見ると『ステントですね』ということだった。狭い手術台に乗ってびっくりしたのが,機器が新しくなって島津製作所製の最新鋭。静かで、心臓を写す4方向からの映像が左の大型画面に展開して、私も目視できる。血管の中をカテーテルがニョロニョロ、ミミズのようにうごめく様だ。自分の心臓なのに他人の心臓を見ているような錯覚になる。右手首に麻酔を打たれて、そこから動脈にカテーテルを入れる女医さん。主治医は若い副医師の彼女に任せた。『固くて入れない』と言われたので、私は『コレステロールが固まっているかも』と余計な発言。その後スムースに動脈をカテーテルが入る。正味1時間15分。緊張で術後、肩こりがひどかった。やれやれひと仕事。これで1カ月くらい寿命が延びたかもしれない。
この日は、私を含めて6人がカテーテル検査、私は2番目。全員が男であった。60歳代と70歳代。同室の3人全員がカテーテル終えて帰ってきてホットした後の会話。『私は検査だけされて血管はOKと判断されて処置はなかった』『私もだ』結局、処置したのは私だけだった。『あれだけの最新鋭の機器を入れて(たぶんリースだと思うが)もっと病院側が投資に見合った収入がないといけないので、検査件数を増やしてもおかしくないよね』た無駄口の私。わいわいしていると当の主治医が部屋に入ってきた。これは失礼とばかりに帰っていったが、先生の腕の良さを周りにPRしておきますと謝辞。看護師も覗いていく。彼女曰く『男部屋で、これだけ賑やかな楽しい会話を見たことがない』と感心して帰って行った。コロナ前なら患者家族がパイプ椅子に座って、周りの患者に心くばりをして、病室共同体みたいなものができたのに新型コロナ跋扈で遮断された。いまは待合室で30分の接見(刑務所のようだ)が限度。おばあちゃんが『ここのご飯美味しくない、塩味のものが食べたい。早く自宅に帰りたいと』もう1ヵ月収監されいる、心筋梗塞なんだ。カテーテルできない、しないのか?94歳。
最後に初めて知ったのは、看護師は静脈しかいじれない、動脈をいじれるのは医師だけだということ。点滴台をつくるとき看護師たちは大静脈を探し。動脈にさわらないよう細心の注意を払い、針の刺し位置を決めている。2回3回と失敗が多いのはそういうわけだ。私は4回目で成功した。カテーテルの右腕は動脈を扱うので医師の範囲。いつから血液を扱える身分格差を作ったんだろうか。
病院の話は機会を見て再度書きます。恵庭市で一番雇用の多い団体は自衛隊で2番目が私の入院した恵み野病院である。19日がボーナス支給日であった。院内全体が明るかった。
島津製作所の血管造影システム『Trinias』については,下記のHPに詳しい。
[SHIMADZU] 効率的なワンオペレーションを可能にする血管撮影システム -Trinias | Stories of Excellence | 島津製作所
