人間狩り

「人間狩り」(明石書店)を買ってきた。「ゲンロン 6号」ロシア現代思想を買うつもりで行ったコーチャンフォー。この中にタイの村上春樹と言われる人の素晴らしい文章があるとユーチューブ「ゲンロンカフェ」で主催者の東浩紀さんが力説していた。読みたかった。しかし、哲学・人類学のコーナーに「人間狩り」の書名を発見、作者はグレゴール・シャマーユ。ギリシャ時代から現代まで、捕食者と被捕食者の非対照的な圧倒的な権力関係を分析した本。奴隷狩りの実態も記述されている。(プラトン、ソクラテス、アリストテレスも奴隷狩り肯定)。現代、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)に個人情報が収れんされている。狩る者・狩られる者、自己を守ることが許される者・許されない者の話として語られてゆく。すごい題名を付けた思想書が出た。ゲンロン6号はアマゾンで買うことにした。書店は横で何かを発見できる。思想哲学書は、紀伊国屋札幌店が一番豊富だが、気になるのは隣にセラピー系心理学書が占い本とともに広大なスペースを占めていて、OLが立ち読みしている風景だ。コーチャンフォーも同様に思想哲学書の横に心理学の延長でセラピー本がある。