相手の会社の軒先を借りてリモート営業。

知人の息子さんが台湾のIT企業で営業をしている、『リモート営業してますよ。相手先の軒先へ行き、スマホやパソコンを駆使して注文を聞いたりする。どうしても行く必要あれば、会社へあがってゆく。それも最小限。駐車場のある会社はそこを借りる。通勤は原則マイカー、仕事終われば次の会社へ行く。』

なるほどね。雨の日も濡れないし。昼ごはんは弁当を買って車の中で食べる。ううーん。これって御用聞きであって営業って言うのかな?と35年間営業してきた私には違和感が残る。新しい何かを作れるかなあということだ。顔色や反応や微妙なニュアンスが消えて、たぶん大幅に減るのは雑談の時間になるだろう。雑談にほぼその人性(ひとせい)が出るから怖いもので、プロ人間はほぼ数分でその人を見分けられる。第一印象も大事だしね。都内は人間同士の接触を減らせで満ちているからリモートで車営業になるのでしょうが、自宅から1本のメールや電話で済みそうなもんですが、その辺、どうなんでしょうか?仕事へのリズムを保ったり、自宅にいることで気持ちの弛緩を防ぐためにあえてマイカー利用なのかもしれません。

しかし、仕事って何だろうと考えると、リモート会議とかテレビ会議になじめない自分がいる。ビジネスライク過ぎて結局、我先に土俵を作り占拠して大儲け、そしてチョン。グローバリズムの延長でしかない。もっと密にならないといけない、密にならないと人は育たないと敢えて言いたいこのごろである。他人と密になれないなら、古典と密になればいい。