知人の息子さんが台湾のIT企業で営業をしている、『リモート営業してますよ。相手先の軒先へ行き、スマホやパソコンを駆使して注文を聞いたりする。どうしても行く必要あれば、会社へあがってゆく。それも最小限。駐車場のある会社はそこを借りる。通勤は原則マイカー、仕事終われば次の会社へ行く。』

なるほどね。雨の日も濡れないし。昼ごはんは弁当を買って車の中で食べる。ううーん。これって御用聞きであって営業って言うのかな?と35年間営業してきた私には違和感が残る。新しい何かを作れるかなあということだ。顔色や反応や微妙なニュアンスが消えて、たぶん大幅に減るのは雑談の時間になるだろう。雑談にほぼその人性(ひとせい)が出るから怖いもので、プロ人間はほぼ数分でその人を見分けられる。第一印象も大事だしね。都内は人間同士の接触を減らせで満ちているからリモートで車営業になるのでしょうが、自宅から1本のメールや電話で済みそうなもんですが、その辺、どうなんでしょうか?仕事へのリズムを保ったり、自宅にいることで気持ちの弛緩を防ぐためにあえてマイカー利用なのかもしれません。

しかし、仕事って何だろうと考えると、リモート会議とかテレビ会議になじめない自分がいる。ビジネスライク過ぎて結局、我先に土俵を作り占拠して大儲け、そしてチョン。グローバリズムの延長でしかない。もっと密にならないといけない、密にならないと人は育たないと敢えて言いたいこのごろである。他人と密になれないなら、古典と密になればいい。

  1. 新型コロナウイルスの感染拡大は短期間で世界を変えました。今まではのど元過ぎればでしたが、これからの時代はウイルス対策無しでは受け入れられなくなるのでしょう。マイカー営業もそんな対策の一つかも知れませんね。マイカーなら隔離空間ですし、他人様を乗せない限りは自分も他の人も安全な空間ですね。但しマイカーと言ってもフリーランス以外の会社員なら、私の様にクルマを社用車登録して保険代もメンテナンスも車検もローンも燃料費も全て会社持ちにして自己負担無しにしなければやって行けませんよね。その代わり、それだけの仕事量で、その経費も稼がなければいけないのが最低条件になりますが。果たして?これからも今まで以上の仕事量が保証されるかは疑問ですから、今までのやり方にも工夫が必要でしょうね。

    • マイカー営業とはいえ、社有車登録すれば経費で認められると思うのですが、この辺詳しくないのですいません。会社の経理が近くのスポンサーへ請求書届けがあり、私が持参しようとしたら郵送した方が早いという。営業は届けると同時に何かの話や新情報を聞いて来る役割もあるから『楽に済ませる』ということではないわけです。見えないところで仕事をしているわけで、それが未来の仕事づくりにつながります。広告マンさん、おっしゃるように仕事量が確実に確保されるならルーチーンワークでいいですが、やはり顔対顔の雑談時間を増やさないとヒラメキが減るように思いますね。

    • マイカー営業とはいえ、社有車登録すれば経費で認められると思うのですが、この辺詳しくないのですいません。会社の経理が近くのスポンサーへ請求書届けがあり、私が持参しようとしたら郵送した方が早いという。営業は届けると同時に何かの話や新情報を聞いて来る役割もあるから『楽に済ませる』ということではないわけです。見えないところで仕事をしているわけで、それが未来の仕事づくりにつながります。広告マンさん、おっしゃるように仕事量が確実に確保されるならルーチーンワークでいいですが、やはり顔対顔の雑談時間を増やさないとヒラメキが減るように思いますね。

  2. スモール・ムービング・オフイス

    取引先の軒先または至近に居ての車中営業の利点は、いざ打ち合わせとなれば即うかがえる事でしょうね。それ以外の接触を必要としない連絡などは車中からLINEやショートメールやPCメールや電話を駆使して出来ますね。相手側にも人に会えない様々な事情がある場合にはいきなりの電話さえ迷惑の場合もありますから、先ずはショートメールか登録済みのLINEなどで打診し、確認後の電話や訪問が今の常識ですね。近くに行っていれば相手を待たせる事も無く、仕事も短時間で済ませる事が出来る点でも軒先か至近での車中営業はいいですね。スモールオフイスとしての、経費も考えれば、軽のワンボックスカーでもいいですね。

  3. これからは、面談もままならない時代になるかも知れません。また面談が必要となればフェースガードや防護服?なんて事になるかも知れませんね。食品加工場などに入る時のようなエアカーテンをくぐって無菌服が必要になるかも知れませんよ。それならばと、チャットでライブ映像での打合せや面談が主流になるのでは無いでしょうか。その場合にはマスクも不要ですからね。ただし、相手が気に入らなければ、シャットダウンもカーソルのワンクリックですがね。

    • 面談もZOOM利用を使用して、あるテーマについて、学生を集団化して議論をさせるみたいです。ZOOM主催者は使用時間は無制限で使えますから、費用かかりません。新入社員を選ぶのにもう使用されてます。学生は自宅から参加。江別の学校教育研修所でZOOMを使ったリモート学習の教師への研修が始まったニュースが書かれてました。学校時代からやっていれば、スムースへ彼らは移行できます。世の中変わるでしょうが、私はいません。

  4. オフイスも中心部の立派なビルに置く事が無意味な時代になりますね。高い家賃と広いスペースも不要でしょうし、通勤で皆んな一斉に毎朝都心に向かう風景など前時代の遺物にもなりそうですね。動かずしての在宅勤務にも各個人の事情もありますから、仮に郊外の安い土地に自社社屋を建てたとしても都心の一等地の家賃よりも安上がりになると思いますね。

    • 贅沢なオフィースビルは儲けたお金の税金対策の意味合いと企業の見栄だけですね。『どうだ、すごい場所に本社があるだろう』の『ドーダ』おじさんおばさんの世界ですね。札幌市内もオフィースが余ってきてます。賃下げチャンスです。これからつくるならリモート会議がすぐにできる設備を備えたコンパクトなオフィースで、札幌支店機能が全部備わって本社とテレワークできるところですが、その会社はコロナ大不況を乗り越えられるという前提での企業継続。一寸先は闇の地獄経済が始まってますから。

  5. もしも、今のように越境制限になれば、自ずと一極集中は無くなりますね。その上、優秀な人材も地方にも分散されて、むしろ豊かな社会構造に生まれ変わるかも知れませんね。

    • もうその動き有りますね。フランスの証券会社勤務(東京在住)から札幌の実家に『Wi-Fi環境にしてくれ。そこで仕事ができるように』とオファーが入っていたりします。外資は3.11のとき、福島原発もあってコールセンター本社一部を札幌に移転しました。これから災害・地震・コロナ禍を考えると地方移転がどんどん進みます。当然、人も移動して、コロナが地方創生の担い手を運ぶことになりそうです。

  6. コロナは悪さばかりではないようですね。社会構造改革にも文句なしに貢献していますし、昨日のニュースでは国会で定年延長問題の渦中の人が外出自粛期間中にも関わらず某新聞記者宅で深夜まで賭けマージャンしていた事がバレて辞職に追い込まれりと、誰の意見や圧力や発言力よりも圧倒的に強い実行力を無言のうちに見せつけています。それに比べて我々も含めて右往左往するだけで全て後手後手の状態ですね。

    • 賭けマージャンは意図的に検事総長が、辞表を書く(辞意を表明するために仕組んだものだと思いますよ。メディアの関心を自分自身の行為の違法性に向けることで結果的に辞められるようにしたのだと思います。賭けマージャンが違法なことは誰でも知っていることで検事総長も知らないはずはありません。それを敢えて行い、しかも誰かの手助けで週刊誌にリークしているわけですから、最初から辞めるための事件作りです。一斉にテレビと新聞は速報を出しますから計算済みです。助かるのは誰か?安倍政権です。『本人があんなことをしてどうしようもない、この際、辞めさせよう』と自分の判断・責任を、検事総長自身に転嫁できるわけです。自分に来ている矢をしばらく総長自身へ風向きを変えるよう芝居をしています。テレビ新聞国民は踊ります。そしてこのシナリオを書いたのは安倍の側近です。

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