1984年に作詞・作曲した竹内まりや「プラスティク・ラブ」がユーチューブで世界じゅうで1200万回も聞かれているとメールがあった。

 

突然のキスや 熱いまなさしで

恋のプログラムを 狂わさないでね

出逢いと別れ 上手に打ち込んで

時間がくれば終わる Don’t hurry

愛に傷ついた あの日からずっと

昼と夜が逆の 暮らしを続けて

はやりのDisco で 踊り明かすうちに

覚えた魔術なのよ I’m sorry

私のことを決して 本気で愛さないで

恋なんてただのゲーム 楽しめばそれでいいの

閉ざした心を飾る 派手なドレスも靴も

孤独な友だち

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1984年に出た曲なので私は転職先探しの最中でもあって、熱心に聞いたファンでは当時はなかったが、聞いてみるとキレのいいアップテンポで疾走する気持ちがいい曲だ。男と女の恋をゲームとして考えることで、失恋のつらさを上手に交わす歌であると思う。数年前に真駒内アイスアリーナコンサートで、『プラスチック・ラブ』が始まると会場全体の盛り上がりが異相空間に入ったようであった。発売当時のドラマーが故青山純から現在は小笠原拓海には変更しているが、曲の魅力に変わりはない。この曲がユーチュブでアップされて、このアップは違法だということで削除されて、しかし誰かが再度アップを繰り返して1200万回に達したのである。彼女のCDを買いに日本にやってくる外国人もいると聞く。彼女の周りにいるたくさんの女性友達が恋愛の悩みを打ち明けていく。そのエキスを作詞にしていくことが多いという話を聞いたことがある。自身の体験談より、幅の広い疑似体験を作詞できるのは、曲の普遍性を担保するにはもってこいの手法である。それがたくさんの女性歌手へ楽曲提供できることでもある。もちろん、演奏をしている夫の山下達郎のバンドの力があってこその『プラスチック・ラブ』ではあるが。最後のリピートで・・

I’m just playing games

I know that’s plastic love

Dance to the plastic beat

Another morning comes

甲高い山下達郎の声が響きます。

次は山下達郎の世界が話題になるでしょうが、まずは『ON THE STREET CORNER』のVOL1、2、3からでしょうね。

 

 

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