近所の図書館から借りてきた、吉村昭さんのエセイ『白い道』と『取材ノート』の2冊に鉛筆で線を引いている箇所が多くてその箇所に気が散って参った。1冊は消しゴムで消したものの『取材ノート』は、キリがなくて図書館へ付箋をつけて持っていった。『吉村昭さんのファンだと思うので、全作品点検するといいですよ』。図書館司書はその中から別なエセイをめくると『ありました』と。本の題名から、借りた人を特定する仕組みはないとのことで、司書さんで吉村昭さんを借りている記憶に残る人を思い出すしかないらしい。線引き癖は本を読むときの癖でなかなか治らない。教科書に私も受験勉強をしていたときに赤ペンで大事なところを線引きした。自分の本ならどれだけ汚してもOKだけど。借りた本の中に髪の毛や読んだ人が頭を掻いたのかセンターの折り返し部分にフケが溜まっていることもある。栞を挟めてくれるなら次の人が使えるからありがたいのだが。年に1回、行方不明本の案内が掲示される。多いのは週刊誌と文藝春秋や健康本、趣味の本、料理の本だ。児童書は少ない。本を盗む人は常連で盗む手口を一部始終見てみたいものだ。さらに『こんなに本を傷めないでください』コーナーも併設される。ボールペンで線引きされたり、好きなタレントの顔がそっくり抜かれたものもある。哀れな本たち。本好きな人なら決してしない本への暴力に無感覚な人たち。どうしたらいいんだろうかと考えても答えは出ない。『本を盗まないでください!本への書き込みは止めてください!』と幾らアナウンスしても届かない人たちへは、監視カメラを置くしかないかなあ?みなさん、どう思いますか?

  1. 貸し出す本に栞を入れて、栞に注意書きを印刷した方がいいですね。それに返却時に毎回チェックして汚した箇所や破れた箇所などを探してから次の人に貸し出すのが最低限の図書館の仕事では無いでしょうか。知らずに借りた人にとっても不愉快にならない為にもチェック機能は大切でしょうね。レンタカーの貸し出し時と返却時のチェックシートのような物が必要でしょうね。人員の関係でそこまでは?と言うのであれば機械化するしかないでしょうね。AIの時代ですからね。その前に入館時にAIで泥棒を見分けるのが先決かも知れませんね。

    • 薄い鉛筆での線引きなので、必ず返却時、忘れた挟まれたものはないか点検は必ずしてますよ。市民権はく奪ですね。

  2. 電子化すれば、盗難も破損も無くなるでしょうね。自前のSDカードかUSBを持参すれば入力してくれて、有効期限で消滅するようにしたらいいですね。大切な図書は図書館での黙読しかできないようにしたら被害も少なくなるでしょうね。

  3. 不潔な扱いをされた図書は気持ち悪いですね。お札とか硬貨と同じで、いろんな人の手に触れていますから、コロナ禍の最中、危険かも知れませんね。おまけに指にツバをつけてページをめくる癖の人など居たら大変ですね。書籍は紙ですから消毒液を吹きかける訳にも行きませんから、気をつけましょう。

    • 古い本は書庫から借りますが、カビの匂いがついて寝転んで読むと咳き込みます。古本の味はあるのですが。紙は電子メディアよる寿命が長いと聞いていますが。

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