スタグフレーション(stagflation)とは、 スタグネーション(stagnation:停滞)と インフレーション(inflation:物価上昇) を合成させた言葉で、景気後退局面にありながらもモノ不足によりインフレの状態となることを意味する。

海外で調達する部品が、現地でり患する新型コロナ患者が多く再開できない、再開しても部品を運ぶ運転手がいないので船便で日本に運べないから、日本の工場も休むしかない。食品においても、焼き鳥の肉の60%以上がタイや南米からの輸入だ。そこでやはり、新型コロナの影響でニーュージーランドでは労働者が入ってこないので鳥の加工をする人がいない。居酒屋の焼き鳥の原料も少なくなるので売っても値段の上昇は避けられない。スーパーで冷凍の焼き鳥箱の下にMADE IN THAIRANDと書かれてある。大豆も大幅に値上げの勢いだ。大豆の一番の消費は、実は家畜の飼料で、私たちが食べる豚や牛が毎日食べて成長し、それをまた私たちはスキヤキやステーキとして食べている。食料自給率を上げる農業政策を戦後地道に農林水産省がしていれば別だが。さらにワクチン接種が大幅に遅れているアフリカからコーヒーやココア、貴金属など労働者が減ることで入荷が遅れ、価格高騰が予想される。低賃金化が進行する中、物価上昇に見舞われる。ヨーロッパはもともと農業国で、数多い戦争でとにかく食料だけは自給する経済を基本に置いている。

日本の場合、基本食材の自給率表を下記に記してみる。

品目国内自給率

米は全て日本で生産されている、代表的作物です
100%
食パン
原料の小麦がほぼ海外からの輸入の為、自給率は1%
1%
中華めん
原料の小麦がほぼ海外からの輸入
3%
スパゲティー3%
うどん62%
そば21%

もちろん人々の住む地域で自給率は違う。私の住む北海道なら酪農を含めて自給率は高いが、酪農にしても牛の飼料は輸入の大豆やトウモロコシであって、それがあって美味しい牛乳やチーズが食べれる。ケーキやお菓子もクッキーもそうだ。全国のお土産お菓子に使われている。十勝で畑が大洪水で小豆やトヨシロ(カルビーポテトチップの原料)が全滅したとき、ポテトチップは減産に追い込まれ、三重の赤福はアンコウが十勝の小豆であったので製造できなかった。原料くして物は作れず、食料なくして生きられずの世界が新型コロナパンデミックで露骨に表れ始めた。

  1. 海外に依存するモノの多さに改めて驚かされますね。日本食の代表のような「うどん」や「蕎麦」でさえも全てとまでは言わずとも原料を海外から輸入しているなど信じられないですね。製造業に至っては「モノづくり日本」のノウハウを海外の低賃金労働に委ねたツケがコロナ禍の影響もあって現れて来ましたね。必要以上にモノがあふれている要因は作り過ぎと売り過ぎ買い過ぎ食べ過ぎにあるのでしょう。さらにはムダな消費の常態化にもつながっていますね。良い物を少しで足りる物をTVショッピングやネットショップで毎日毎日繰り返されている廉売競争。消費者はそれらを買わされるように洗脳されてしまいました。モノ不足の影にはオーバーフローしたムダなモノが既に家庭内にも山積されている筈ですね。今一度見直すべきかも知れませんよ。

    • コンビニやスーパーで毎日捨てられる食材の量をTVでじっくり番組にして流してほしいですが、実は、そこがTVCMの大口のスポンサーでもあって、番組が作れない外部要因があるので、想像力を働かせないと見えないところです。餓死したほとんどの日本兵が見ると絶望的な現代日本の食料の扱いに憤ると思いますね。こんなことをしていると必ず、ツケがきます。昨日、近所のジャガイモ農家からイモを買って本州へ送りました。首都圏に住む兄へは、食料危機に備えてとメールしました。冗談ではなくて、戦後初めての食糧危機がコロナに並行してきそうです。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。