結婚して44年が過ぎ、二人の両親は亡くなり、子供二人も独立し、60歳を過ぎたころから、どちらが先に逝くかはわからないが、葬式や骨をどうするか話し合う機会が増えた。居間にあるこの布団に寝かせて、遺体は掛け軸に向かって置き(そこには【少年老いやすく学なりがたし】の書がある)、子ども二人が来た時点で焼き場へそのまま送ることにする。両親の納骨堂は春には寺から遺骨を引き上げ、檀家をやめて、市民墓地に入れることにする。兄弟や親戚には知らせず、すべて終わった後で通知文書を出し、新聞のおくやみ欄には掲載しないこととする。計算では20万円以下でできそうだ。CDで静かに音楽を流して、最後まで生きている聴覚へ好きな楽曲を流す。妻はちあきなおみの【喝采】と【アメージンググレース】をエンドレス。私は山下達郎のライブ【JOY1と2】を流すことまで決めたがジャニー喜多川問題での彼の発言でそれ以来、達郎の音楽を聴かず。先日亡くなったピアニスト坂本龍一さんのピアノ曲に変更した。子どもへは世間話では話しているが、文字化して残さなければいけない。はじめは自然葬も考えNPO法人の自然葬を考える会から資料をもらった。樹木層が意外に値段が高いので諦めた。隣町では自然葬だというので団体の所有する土地に骨を撒いたら、隣の農家から【風で飛んでくるから止めて欲しい】と訴えられた事件もあって、死んでからトラブルごめんである。使う写真もそれぞれ2枚置いてある。それを子供たちが置きたければ使用できるようにする。しかし、問題が発生した。愛犬コロの骨である。居間にずっと置いてあるコロの骨と妻は一緒に入りたいというが集団の市営墓地にはペットは入れれない。亭主より愛犬コロだ。私はうるさいらしくて【あなたは骨になっても口を動かすタイプ】だからそばに来ないで欲しいらしいのだ。本音は別だと思いたいが・・・・。

幸い、近くの本願寺の住職と話すと、格安で両親の骨壺と私たち二人の骨壺を永代で預かってくれることになった。国道36号線沿いなので飛行場から近いから川崎の兄夫婦もお参りにきやすい。同じ宗派間での骨壺の移動であったが、相談してみると解決されるものだ。あとは愛犬コロの骨をペット霊園に入れるかどうかだ。

報告*11月12日現在、11月1日に父母の骨壺を新しい墓に納骨した。本願寺の納骨堂から無料で出してくれた。檀家からも離れることができた。住職は昨年、死線彷徨う大病を2回して、顔に穏やかさがあった。

 

  1. 面白い表現ですね。私の場合は反対で『物を言わないから一緒に居てもしょうがない』ですかね。私に言わせれば『すべてに批判的だから会話にならない』ですかね。夫々ですね。せっかくお墓まで作っても大変ですね。坊主の孫であり乍ら終活もしていない私に比べれば立派です。私自身は死なないとでも思って居るのか?それとも呑気なのか?不精なのか?。実は田舎に墓は有るのですが、今ではさほど好きな故郷でも無くなり親戚も縁遠く足が向きません。両親の永代供養は武生の立派な寺にお願いしてありますが、その寺さえもこれまでに数回しか行っていません。不思議な事に仏教には縁のある筈の私が自分の墓の事など深く考えていない事です。それなのに友人も亡くなる前には自らお寺に何度もお詣りに行ったと坊さんから聞いて驚きました。彼もそれまでは仏教などに全く興味が無かったからです。私も間もなくそうなるのかとな?と思うこの頃ではあります。

    • 無宗教ならお墓がいいですよ。お坊さんが来なくてもずっといつまでもそのまま。地域によりますが、樹木葬は30年で骨をポイされるみたい。自然宗教でいいですね。いま兄が入院する施設から帰ってきました。百合が丘というところですが、すごい人口の町でした。羽田とバスでつながってました。これは便利。

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