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筆写の近所で発見された縄文時代の飾り

「優しいものは上にあって」(タオ 第76章)

人というものは

生まれたときは柔らかく、弱々しくて

死ぬときはこわばり、突っぱってしまう。

人ばかりか、

あらゆる生き物や木や草も

生きている時はしなやかで柔らかだが

死ぬと、

枯れてしぼんでしまう。

だから、固くこわばったものは

死の仲間であり、

みずみずしくて、柔らかで弱くて繊細なものは

生命(ライフ)の仲間なのだ。

剣もただ固く鍛えたものは、折れやすい。

木も、固く突っ立つものは、風で折れる。

元来、

強くこわばったものは

下にいて、

根の役をすべきなのだ。

しなやかで柔らかで

弱くて繊細なものこそ

上の位置にいて

花を咲かせるべきなのだ。

  1. トップの頭が柔らかで、強く支える根っこの組織が理想形とも言えるわけですね。柔軟性はあらゆる面で必要不可欠なのでしょう。石頭で突っ走る我が国を司るトップには同じ者同士が寄り合って大木になっても、やがて昨日のようなブリザードや想定外の夏の台風で倒壊する結果が見えて来ますね。「柳に風」とまで行かなくても、もう少し、しなっやかになってほしいですね。

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