「ためこみ症」について(ほか雑感)

Newton(2021年4月号)にためこみ症についての記事をみつけた。これって病気なの?というネーミング。バイアグラを偶然発見したファイザーはじめ精神疾患の薬を開発販売している製薬メーカーが2013年につくった「DSM-5」。世界中の精神科医が横に置いて、患者の症状を特定させ、それに応じた薬を重宝するバイブルみたいな辞書だ。この中で初めて採用された疾病が「ためこみ症」(hoarding disorder)。日常生活に支障が出るほど物や動物をため込んでしまう病気だ。私も部屋の中が乱雑で整理整頓能力が低いから、ため込み症に片足を突っ込んでいるかもしれない。DSM5では、ため込む行為は強迫性障害と名前がつけられている。そんなことを言ったら、男の子がミニカーやゲームソフトを集めたり、学生が次々本を買いあさったり、映画雑誌をバックナンバーから集めたり、好きな歌手のCDをマニアレベルで集めたり、好きな盆栽をハウスの中に育てていたり、近所では英国から輸入するまでになったバラ120本植えている家庭があったり、スキーのインストラクターの家に入ると玄関から居間までメーカーから送られたスキーや靴やストックが積み上げられ、驚いたこともある。SNSでいえば「知り合いの数を増やさないと不安」も病気に入るかもしれない。「ためこみ症」の反対は「捨て過ぎ病」か。いっそうこちらもアメリカ精神医学会は、疾病に加えてはと毒づきたくなる。病気名をつくると、その関連薬はとんでもない売り上げ増になる。薬を多用させることで、依存患者を確実に増やしている。精神科医って医者なの?と思う。内科医も便乗して眠剤はじめ抗うつ薬を処方している。病院ほどリピーター率の高い商売も珍しい。「お薬手帳を見ると薬を飲み過ぎですよ。もう少し減らしませんか?物価が高騰しているなか、病院代もばかになりません。私どもの給与も根っこは税金ですから、半分公務員ともいえます。あなたは病院経営のために毎月定期健診をして20年通っています。薬を順次減らしていきましょう。」。病院が患者を「ためこみ過ぎ」ていると思いませんか?病院経営が病気になっている現実です。

ところで表題の「ためこみ症」だ。これには3つの特徴があると書いている。(1)物を集めすぎる(2)物を手放せない(3)物を整理できない、この三つだ。3つが重複している場合も多いらしい。物を集めて、手放せなく、整理できないとかね。ほとんどの幼児や小学生・中学生はみんなそうだ。知り合いに仕事は正確無比、デスクは整理整頓完璧、自分の部屋はゴミ屋敷もいた。病名が発明されると病人が急増して薬屋・病院が稼ぎを増やす時代だ。医療の奴隷から抜け出したい私だ。

PS:i-padの中も孫の写真でためこみ症、パソコンのメールも溜まり放題だ。

4のほうが5よりわかやくない?