私はほとんど見ないが、テレビドラマで営業マン(セールスマン)が主役のドラマってあっただろうかという疑問だ。ドラマ好きの妻に聞くと、『それって、売上幾ら上がった、上がらないで盛り上げに欠けない?せいぜい、刺身のツマ程度でチョイ役で出る程度だと思うよ』と返事。考えてみると、ドラマの職業設定は医師・看護師・弁護士・警察・経営者・デザイナー・教師・作家・主婦・音楽家・ドライバー・花屋・ケーキ屋ときどきテレビ局や広告代理店・記者・下町の工場・銀行員・政治家・農業・蕎麦屋・レストランシェフ・介護職・交通機関の運転手・大学教授・地方公務員・消防士、そして内勤事務職など思いつくままに書いたが、どうも『セールスマン』や『営業マン』は主役級で出てこない。
出てきても会社経営者がトップ営業して成果を出す程度だ。日本じゅうで従事する絶対人数は多いと思うが『ドラマづくり』に出しづらいのか、元々脚本家は『営業職』の中身を知らない、テレビ局の制作の人間も『営業マンが会議に入るのを嫌う風潮がある』(あるキー局に出向した人との電話で)。結果としてドラマ作りは、金儲けしろとお尻を叩き叩かれ、つらい毎日を送る営業やセールスマンを等閑視して生きる癖がドラマ作りに反映しているから主人公にできないのかもしれない。
ある会社では『そんなに俺のことが聞けないなら営業に出すぞ』という脅す企業もある。物理的なビルの中の空間(会社という空間)から外に出て、稼いでくる、仕事を取ってくる、知らない人に頭を下げ、交渉事をしてくる。この部分だけでもドラマ化すれば楽しい番組を作れると思うのだがどうだろう?ドラマは事件が発生しないと進行しないので、男女の出会いが多い仕事とか交際費を使いやすいとか仕事の『ヤッター』感が出るとかいろいろあると思う。
