緊急掲載!中国病院事情(中国便りその5)
いま上海・深せんの証券取引所は約1000社の会社の株の売買が停止されています。庶民も借金までして株を購入している譯で、その利子の返済もできない状況です。ある試算では、ギリシャ負債が約40兆円、今回の株価暴落で消失した額は3週間で390兆円(中国のGDPは1120兆円です)。
そんな中、先日、中国へ戻った建築家が脳梗塞で倒れて、中国の病院に入り、そのときのもようがスカイプで語られたので、緊急掲載です。
(以下です)
さて中国病院事情。
中国で活躍してる知人が、軽い脳梗塞になって病院に運ばれました。
病院でもやはり中国は金が最優先だそうで、
金が到着するまで、しばらく待たされたそうです。
その間、医者も看護婦も金、金と言うばかり。
血栓を溶かす点滴をされたのが、金が届いてからだったそうです。
本人は幸いほとんど何も残らないで済んだとのことですが、
同じ日の夕方、隣に農民が一人担ぎ込まれて来ました。
病気は気管支関係らしく、当初は元気そうだったのが、
だんだんおかしくなって行くのですが
日本でなら集中治療室行きという状況でも、病院は彼を放置。
ついに明け方になって、筋肉が硬直したようになってからどこかへ
連れて行かれたそうです。その人がどうなったかは不明とのこと。
それをみて、これが中国。人命が金より軽く、
人の死に無感動な国と、怒りを込めて語ってました。
※スカイプの文字チャットでも、怒りは分かるものですね。
昔の少年
脳梗塞や心筋梗塞など現代では誰しもかかり得る病気ですね。突発的で、いつ、どのような状況下でなどと予測など不可能な訳ですが、外国で発症された方々は大変ですね。日本の事情と違うのは理解できても、その国の事情などは当事者しかわかりませんからね。中国に限らず他の国でも差はあっても有り得ることなのでしょうね。貧乏人は命さえ粗末に扱われるのは貧富の差が大きい尺度にもよるのでしようが、医療もビジネスと分かっていても、あまりにも露骨で腹立たしい限りです。僕は家族には「もし倒れたら救急車を呼ばなくていいから」と言ってありますが、その場に及んだら自分で呼ぶかも知れませんね。