1)新千歳空港の近くに住む筆者なのでJR北海道の快速エアポートはアジアからの観光客で通路は巨大トランクで狭い。2000年もこういう日々が続くと思われる。観光通の人は冬の北海道が人気で、子供たちは札幌駅前に積み上げられた綺麗とも思われない雪山から、手袋で雪ダルマづくりを始める。親はそれを満足な顔で眺めている。札幌駅周辺で新築ホテルが福岡から二つ進出してきた。西鉄とカナルシティだ。珍しい。札幌はホテル不足だと言われる。しかし、働く人が集められるのだろうか?特にベッドメイクの人たちだ。私は3日間体験したことがあるが、マットに挟まれたシーツを剥がして新しいシーツを素早く入れ、バス・トイレを整理・整頓して、ゴミ箱から客が捨てたものを出して、廊下のビニール袋に入れる。床に焼きそばの食べ残しが散らかっていたりする。中国人観光客が多い。満室になったりすると支配人や社長さんもホテルの応援(皿洗いやベッドメイクをする)しなければ次の客のチェックインに間に合わない。外から見れば静かなホテルは中では清掃の戦争をしている。

2)10年以上付き合ったことがないNHK紅白歌合戦を見てしまった。竹内まりやが出るので、夫の山下達郎がバンド一行を率いてNHKホールにやってくるという超サプライズを妄想していたのだ。NHKホールはライブを何度もしている達郎さんなので、・・・しかし甘かった。竹内まりやを特別扱いしないで、ステージで歌わせても良かったのに。達郎バンドが横にいれば安心して、『プラスチック・ラブ』から始まって、『元気を出して』、『人生の扉』を歌い、最後に夫婦でデュエットで『Let it Be Me』で10分にまとめれば満点の演出だったのに。

3)雪が少ない、というより自宅前の道路は雪の砂が撒かれている程度の雪だ。12月末日から3月末日まで4万円で除雪と排雪を契約している家は、いまのところ赤字だ。目印の旗は今日も空しく揺れていた。私は窓辺にランプを点灯して、暗い歩道を8時まで照らしている。

4)夫婦二人だけの静かな正月だが、近所でひとり暮らしの女性がたくさんいる。夫が先に逝くという標準世帯だ。万が一、私が残されたら、私は必ずパニック症状が出ると思う。なぜなら、ふつうに前に進むこと(日常)が止められてJR電車が事故で突然停車すると出る私のパニック障害が自宅で発生する。そのときどうするかいまから考えている。解決策は意外やブログを書き続けることではないかと思った。毎日書くのは大変だと思うので週に2回程度で題名も『パニックからピースへ』でもしたらどうだろうか。

5)カルロスゴーンの話だ。逮捕されるずっと数年前、日経新聞社発行のゴーンの自伝や考え方を書いた単行本を読んだことがある。語り下ろしなのかインタビューなのか忘れたが、驚いたのはこんな乱れた本は珍しいということだ。何度も何度も文字直しを入れて、終わらないような本で、印刷のスケジュールを狂わせているような本で、文字の乱れや大きさの不統一、縦列の直線が斜めっている。日本の出版本でこんな汚い本は珍しい。本屋さんで探してめくってほしい。私の通う図書館の在庫を調べたら『カルロス・ゴーンの経営論』か『カルロス・ゴーン 経営を語る』(どちらも日経新聞)だと思う。気に食わないと出版スケジュールを無視して徹底的に直させる。作り手側が本を嫌々作った跡がわかる珍しい本である。寂しい生い立ちのゴーンだったことは伝わる。

  1. 静かなお正月を迎えられたようですね。我が家は孫たちが冬休みで不規則な生活が続いています。子供たちが深夜遅くまで起きていて、当然朝起きが昼近くに成り、一日のバイオリズムが狂っています。速く正常に戻さなければと今朝は6時前に起床しました。

    • 私は8時起床で、朝のトーストをつくり、卵の賞味期限が迫ってるので目玉焼きをつくり、紅茶(アールグレー)を入れてました。優雅にパソコン打ちながらモーツアルトヴァイオリン協奏曲4番を正月らしく聞いてます。キザですね。昨夜は山下達郎のライブ盤を2枚聞いてました。六本木ピットインで1981年収録された楽曲もあり、当時の観客の声もあってライブっていいなあと再認識次第。

  2. カルロス・ゴーン氏もお正月に逃亡しましたね。今回は楽器を運ぶ箱に潜入して地方空港からプライベート・ジェットでの出国らしいです。なかなかしぶとい方ですね。弁護団も知ってか知らずか、検察側は予想通りと皮肉っていますね。お金にまつわる事件も多かった昨年ですが、今年こそはクリアな一年になって欲しいものです。

    • 自分のカリスマに自分が食われた最後ですね。しかし、奥さんのシタタカサは凄いですね。ゴーンよりこっちがすごいです。男は弱い生き物ですから。

  3. 夫婦のどちらかが先に逝くと、残された方は途方に暮れるでしょうね。近くの知り合いも昨年末に夫を亡くしました。我が女房の友人ですから何かと声をかけて行き来しています。何でも夫に任せっきりで、運転免許も無く、一人になれば困ることだらけのようです。でも気丈さが助けになっているようです。釧路の独身主義の妹が同居を始めて一安心です。しかし、大抵は男性(夫)が先に逝くのはどうしてでしょうね。最初から独身を通していれば、少しは気丈になれるのでしょうね。

    • 独身主義の人も60歳70歳になると寂しそうですよ。近所にはお母さんの面倒を看るために結婚しない女性もいます。スーパーで会うと、ふだんお喋り相手が少ないので、まくしたてるようにしゃべり始めます。なんといってもおしゃべりが薬です。お金をかけない健康法はダベリ、これに尽きます。そういう意味でブログは返信もそうですが健康の妙術だと思いましょう。ことしの3月で5年目に入ります。きょうで1704回目。400字詰め原稿用紙1回3枚検討で、5000枚を超えました。コメントはこの2倍はあるので1万枚に達するかもしれません。繰り返し掲載もありますから少なくなるでしょうが。

  4. 楽器を入れるケースって、何だったんでしょうね。ウッドベースは布製が多くすぐバレるし、それ以上大きなピアノなどはケースがないし。木箱に梱包などすれば、いかにも怪しいですしね。

    • ベースかドラムセットですかね。ゴーンがミイラの形になればベースのケースにまっすぐ入れるかもしれません。手を前に合わせて。しかし、空気を吸うために酸素ボンベも必要なので、テレビスタジオで実検する番組を私ならすぐに作りますね。『推理したゴーンの脱国方法!』スタジオで実検!あなたなら入れるか?そのケースはイスタンブールまで行ったのかどうなのか?海の上でプラーベートジェットから廃棄され,大洋をゴミ捨て場にした可能性もあります。シャーロックホームズの出番です。映画のシーンで使えますよ。『法律を超える男たちの群れ』という映画でも作れますね。飛行機とお金は軽々と国境を超える!時代です。

    • 日本側にもゴーン脱出の手引きをした人がいるみたいで、楽器のケースは作り話みたいです。緻密な計画書を3か月前から準備。企画書、見せて欲しいものです。

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