日本のタブー『検察庁』(噂の真相 2004年1月別冊)
日本のタブーに挑み続けて25年、時にはヤクザに岡留編集局長が襲われ、あるときは検察庁幹部の下半身スキャンダルを書き、さらに税金横領の幹部の実態を書いて次々と検察庁から裁判を起こされて息の音を止められる事態にまでなった雑誌である。しかし『この際だから改めてはっきり宣言しておく。検察が自らの公訴権を乱用して、いかに横暴な圧力を加えようと、本誌(噂の真相)は絶対にこんな犯罪集団に屈するつもりはない。今後も、”検察の腐敗した体質を徹底して追求していく。(2002年6月号から)命がけの雑誌が日本にあった。検察のタブーは4つ書かれている。①大物政治家を絶対に逮捕できない検察庁のお家の事情を剥ぐ②東京地検特捜部長・宗像紀夫を襲った決定的スキャンダル③次期検事総長が確実視される則定衛高検検事長のスキャンダル④遂に現役の高検検事が衝撃告白!検察総ぐるみ公金横領の呆れた実態。いまから18年前の話だ。③については則定はこの記事で辞任に追い込まれている。きょうは④の公金横領について書く。公金横領とは検察庁に予算化された『調査活動費』の私的利用だ。検事正以上だけ使えて、本来、仕事のために調査をするときにかかる費用を補うことに使われるのが三井環大阪高検公安部長の内部告発で次のように述べた。(同著181p)16年前の記事である。
『調査活動費を使えるのは、各地検の検事正,各高検の検事長、そして最高検次長と検事総長だけなんですが、本来の目的で使う金は1円もない。私はこれまで次席検事として6人の検事正に仕えてきましたが、慶弔見舞金などを除けば、ひとりの例外もなく全員、すべてを接待や遊興費に使っていました。一番多かったのは、高級料亭での飲食ですが、ゴルフ好きの検事正はゴルフ代にたくさん使うし、酒好きの検事正の場合はクラブやスナックの代金が多くなる。私の知っている検事正は麻雀が好きで、事務局長が保管している調査活動費から、月に何回も10万円単位の金を引き出し、賭け麻雀に注ぎ込んでいました(笑い)、飲食店の場合は、ツケにしておいてあとで店側が事務局長のところに現金を受け取りにくるのが一般的ですが、この裏金は検事正が、直接現金で引き出すことも可能なんです。その場合、領収書は必要ありません』まるで内閣の官房機密費みたいな存在だ。これをテレビで生出演して、検察庁の実態を全国テレビで話す当日、三井さんは微罪で逮捕された。司法の信用失墜になるから何が何でも逮捕するよう厳命が出た。1998年5億5千万円の調査活動費は、2000年に2億円、2001年さらに減らしている。世間からの指弾を受けぬように。正しいと思えば使い続ければいいものを。
全国の警察が裏金作りのために架空の領収書をつくって、税金を引き出して裏金を貯めて飲み食いや署内の人事異動で動く人への祝い金として使ったりもらったりしていた実態が長きにわたってある。普通ならこの警察の不正を検察は調査して告発しないといけない立場だ。横領だからだ。北海道新聞ががんばって、道警の闇について調査報道をした。しかし、道警からある日『これ以上、道警内部の記事を書くと記者クラブ出入り禁止』を言い渡された。そして社長が謝罪して敗北した。なぜ検察はそれをできないか?全部とは言わないが泥棒が泥棒を告発できるだろうか?そういう図式である。道警は『検察だって調査活動費を散々私的に流用していたじゃないか』とね。どこに国民がいるのでしょうか?彼らには第三者が見えない。
『噂の真相』で記事を書いた人たちがいま週刊誌でたくさん執筆していると思う。フリーライターとして。
政治家がこういう検察の闇について知らぬはずがないので、いつでも脅せる材料は持っている。若い検事たちに期待するしかない。
匿名
組織の体質が古いのでしょうね。前例を作った先輩たちのやり方が後輩たちによって更に大胆にエスカレートして組織内の常態化になるのでしょうね。縦社会では、部下が上司に物申す事すら出来ない体質は一般企業にも見られます。出世を気にするばかり「見猿言わ猿聞か猿集団」が環境悪化を助長しているのでしょう。内部告発する勇者がいない限りは闇に葬られますね。
seto
検察庁の内部の権力闘争は昔からで、霞が関全部、警察全部、上場企業全部、新聞・テレビ全部、男の権力闘争(足を引っ張り合うシステム)の場所になってますね。もう女性の時代に世界は入っているのに。今回のコロナが意外に権力闘争に印籠を渡すことになるかもしれません。楽しみです。『いい加減に馬鹿なエネルギー遣い,止めなさい』
昔の少年。
法の元に仕える職業と言っても、所詮は人間に過ぎず、成長過程での環境にも依りますが、真逆の生き方をして来た人も多いのでは無いでしょうか。そんな人たちに一旦、権力を渡せば我儘放題になる事は予測でしますね。また、そのような人たちほど法の名を借りた権力者になりたがるものです。その象徴がバッジだったり、制服だったり、特定の職業だったりしますね。昔風に言えば「十手預かり」とでも言うのでしょうか。
seto
一時停止で私に罰金を科した警官は、私の『ドライブレコーダー見せてください』『見せれない』『それでは客観的な証拠がないではないか』『私は見た』『それならあなたが法律なのですか』『そうだ、私は法律に守られている』『あなたが法律なんですか?』『そうです?』『判断が間違っても正しいと言うのなら冤罪を生じますよ』『違反を判断するのは私の主観でいいのです』この会話を録音しておきたかった。
坊主の孫。
現代社会の隅々まで隈なく入り込んでいる目には見えない新型コロナウイルスの蔓延は、意外な社会の歪みを洗い出していますね。世界中のあらゆるジャンルにこれほどの打撃や変化をもたらす力には驚くばかりです。あたかも、これまでの人間の生き方に警鐘を鳴らしているかのようにも感じます。上ばかり見て歩いていると思わぬ所で小石に足を盗られて転ぶものですが、今回の小石は目にさえも見えませんでしたね。
seto
英国でワクチン投与が9月から始まります。アストラゼネカ社とオックスフォードで開発し、5億回分で大半はアメリカへ送ります。ワクチンの副作用もきっと出ますが、かまってられない世界の状況です。芸能とスポーツに携わる暮らしを立てる人は苦しいでしょうが、スポーツも企業が存続して初めて成り立つもの。でも不思議なんですが、野球の試合観戦がないならないで、中継を見ないでも楽しく生きられることを発見した人も多いと思います。ないならないで違う道を選んで生きるしかないと思いますね。ほとんどの人は偶然の事件で、不本意ながら今を生きている人が多いですからね。
マスクマン
悪い奴らの周りには、自然に同類の人間が集まるものです。そんなトップが腐れば皆んな腐ります。腐った集団はやがて異臭を放ちます。まるでコロナの感染のように本人たちの嗅覚味覚は失われますが、腐った臭気は真っ白いマスクで覆っても隠せませんね。
seto
私自身にも悪はありますから、えらそうなことは言えませんが、善と悪のバランスで人間は生きていると考えるとわかりやすのではと思います。腐った集団にいると、外の社会が見えなくなります(見たくなくなるというのが正解です)。新興宗教の世界もしかりで、組織をつくると必ずその維持のために金と人への搾取が始まります。カトリックも創価学会も。オウムも幸福の科学も。布教ということがない宗教ってあるのでしょうか?あります。ヨガで、一人1宗。