広告代理店を中心に街中で知り合いから本音をを拾ってみた。

「もう広告代理店に未来はない。全然、数字が作れない」(広告会社営業マン)

「これまでの自分たちの会社の利益構造を根本的に作り替えないといけない」(広告会社役員)

「全営業マンが在宅勤務になっている。出てきても仕事がない。どうなるのでしょう?」(広告会社媒体の女性)

「現在、65歳以上の人は年金が確保されていいけれど、私たち40代は年金が果たしてあるのやら不安でしょうがない。年金基金の資金運用で10兆円以上の損失をしている。リーマンで散々、失敗をしているではないか!役人たちの天下り先で仕事を真剣にせず、自分たちの2回目の退職金ばかり考えている」(40代女性)

「在宅勤務といっても、自宅で何をしていいかわからないので毎日、会社に出ている」(71歳営業マン)

「4月予定の広告が6月にようやく掲載される。すこしづつ回復されていくと思いますよ。」(不動産会社をクライアントに持つ広告会社社長)

「ここまできたら暗くなってもしょうがな。ケセラセラで明るくいこう」(旅行代理店社長)

さらにこれまでの仕事では考えられない業種に参入していく会社もある。しかし、新型コロナによるダメージは札幌市内でも半端ではなくて、小売り・飲食・印刷・交通・ススキノに破壊的な損害を与えている。一番強いのは一人経営の企業。さらに独身でローンの無い経営者で65歳以上の年金取得者は達観している。健康ならなんとかなるとでもいうように。今回のリーマン以上のコロナ大恐慌はまだ終息を見せない。きょう友人からもらった「選択4月号」のトップ記事に(不況長期化を知っていた米支配層)の小見出しで、「まだ新型コロナウィルス感染が目立たなかった2月13日。米上院の情報特別委員長を務めるリチャード・バー上院議員が、保有株式をこっそり売却した。判明しているだけで、円換算で1億8千万ほど。同議員は財務委員会の委員でもあり。中央情報局(CIA)や財務省から内部情報のブリーフィングを受けていた。注目すべきはタイミングだ。米国のダウ平均株価が2万9千551ドルの市場最高値を記録したのが2月12日その翌日の売却だ。米国のインサイダーは非常に早い段階で、市場の異変を察知していた。そして市場の回復が当面ないことも知っていた」(同著6p)それ以外に売り抜けた人にアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスや富豪が何人もいる。富豪がさらに富豪になっている。富豪ネットワーク(情報の先取り)である。市内の巷で苦悩する経営者とインサイダーとも思える株売却。溜息だけが出る話でした。

 

  1. インサイド取り引きなど株に全く関係の無い我々はアウトサイダーでもなく、OB(アウトバウンス)ですかね。蚊帳の外は蚊にも食われ、ウイルスにもやられて散々な目に遭っていますが、蚊帳の中の人たちは、さぞかし快適な事でしょう。巷では不景気な話ばかりですが、万が一でも、これを乗り越える事が出来れば同じような危機に直面しても対処できるような体力や知力は着くと思います。今こそ考えるべき時ですから、我々蚊帳の外の皆さんも諦めずに行きたいものですね。愚痴って諦めるのは一番簡単な事ですからね。

    • 父親から株は絶対にするなと言われてましたし、母も汗水かかない金儲けは見に付かない、ぜいたくに走り、友を失い最後は銭も失うと言ってましたね。不景気を超えていますね、『選択』で中東も原油価格低落でサウジはじめひどいことに、ドバイの万博は五輪同様『お荷物イベント』になってます。とりあえず、足元で生き延びる工夫です。知恵を出し合いましょう。

  2. 広告業も虚業なら、華やかに見える株取引こそ虚業のトップランクでしょうね。第一、体を使わず頭脳だけ働かせるわけですからね。考えてみれば、コロナ不況になって知ったのは、社会全体が虚業で成り立ってしまったと言う現実でした。世界中の人たちが農業や漁業や林業に携わっていたとしたら、こんな悲劇は味わわずに済んだのかも知れません。自分たちの食べるもの、着るもの、住む家など基本は衣食住ですからね。
    何のためらいも無く都心のオフイスに電車で通って、そこそこの給料を貰って暮らしていたのに急に在宅勤務など予期せぬ事態に見舞われて不安にかられている人たちも大勢。勉強して競争社会に飛び込んで高給取りを目指して来た今の世代にしてみれば寝耳に水で、それこそパンデミック状態ですね。しかし、何も出来ないとは言え、考える時間を与えているくれたのは、コロナの効用?とでも言えますね。

    • 社会全体が虚業なので、リモートワークができるのではないでしょうか?農業や漁業や林業、酪農はリモートワークできません。ロボットが工場を動かしているんならリモートできるでしょうが。それに若い人が気づきだして各大学の農学部が大人気。首都圏から農業を目指して移住する夫婦・男たちも急増してます。投資会社、証券会社、パソコンでの株取引、以前あった日経社員の不正な株売買など新自由主義が地球全体の富の偏重をつくり、これはますますひどくなります。日々、食べている作物がどういうところと労働で口にまで届くのかじっくり考えたいコロナです。

  3. 富豪と言えば、細やかな私たちの一攫千金の夢、宝くじ売り場が先週末あたりからシャッターを開けましたね。早速200円と300円のロトを買ってきました。コロナ大不況の中もしかして?と膨らむ胸内です。

    • 私は200円スクラッチ買いました。当たりました。200円!!元手が戻ることありませんからうれしくてヤッター感満載です。1万円当たったらトリトンへ回転寿司へ行く予定です。ケセラセラ。個人の努力を超えてるコロナ暴風です。しかし、半分は人災ですね。人口集中ですから。森の中への開発が奥に行き過ぎて、ウィルスを持ってきたようなもの。まだ新しいウィルス来ます。サイクル短いです。さらにバッタがパキスタン・中国を襲います。ツマジロクサヨトウという蛾の幼虫が土の中で小麦の茎や葉を食い尽くします。小麦を中心に食料危機で餓死者が大量に出ます。シカゴの穀物取引はまた富豪たちと投資家が儲けをねらって金を動かしているのでしょう。人の不幸で儲けている連中は戦前戦中の軍需産業と同じ構造ですね。

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