偶然新型コロナを逃れた居酒屋
お店の突然の中断が偶然、被害最小に向かわせた事例を紹介する。2019年11月、札幌駅前に筆者が利用していた居酒屋があった。飲めば真っ赤になる下戸の私だが、夜に誰かに会うならこの店と決めていた。大好きなホッケも美味しい。ところが夏に奥様と離婚してから客足が減った。京都弁を話す奥さんのファンが相当いて(私もそのひとりだ)、離婚の影響もあるのか固定客が減り、私も行く回数も少なくなった。売り上減少は続いたが忘年会はそこそこ予約が入り、1月新年会も予約を断る出足であった。
しかし、社長は年齢58歳を考えて1月末日で閉める決心をし,フランチャイズ本部に連絡。店は札幌駅前にあり、中国人の家族連れがひっきりなしに夕食を食べに来る繁盛店。本部は次の経営者を即座に見つけ、1月から店の改造をして経営したいので12月で閉店を求めた。12月の宴会を終えて、「1月の宴会を捨てるのが惜しかった」と言ったのもつかのも、さっぽろ雪まつりを境にボツボツと武漢ウィルス患者が出てきた。それから中国人観光客が激減、渡航禁止措置が進み、札幌市内への不要不急の移動も禁止されて、居酒屋経営は今日まで新型コロナのエスケープゴードにされている。難を逃れた経営者はこれまでの疲れを癒すために北海道温泉の旅へ10日間の旅へでかけた。
同様に中心部でヨガの学校経営をしていたが、札幌市内での外出自粛宣言が出て学院を休校にしたが、本人は「勘」と言っていたが、毎月40万円のテナント代金を考えて昨年3月で閉校を決断した。「いつになったら収まるかわからないのに金を払い続けるわけにはいかない」と。元製薬メーカー営業マンの「勘」であった。現在はZOOMでヨガ教室を開いている。
匿名
人を呼び集める商売はすっかりダメになってしまいましたね。集客が常識だったのに、大勢で来ないで出来る限り少人数でのご来店をお願いいたします。なんてスーパー店内アナウンスが流れています。マスクを着用して大声で話さないでください。とも。本音でなくてもマニアル通りにやっているとの姿勢でしょうが、建前とは言え、特に飲食関係など苦しい経営には違いありませんね。商売を辞めるとしても、じゃあ何で食べて行くの?となりますから、辞めたくても辞められない経営者も多いのでしょうね。仕事も何かが起きてからでは転職も難しいですから、そんな時の為に、あらかじめ心の準備は必要なんでしょうね。
seto
最悪な経済に突入しています。居酒屋は酒問屋の役員と話しますが、つらくて。ビアガーデンをビジネスマンの仕事スペースで貸し出すことになったと言われました。ある会社が借り受けるので,自分たちでの営業はしなくて済んだと言ってました。これも事務所への出社が減ったので自分の家より借りた事務所での仕事が効率よくできると判断したのでしょう。転職にしても,銀行からの借入金を考えると20代や30代ならまだしも40.50になると超厳しいです。
坊主の孫。
憎いコロナではありますが、あらゆる面で考えさせられた事はプラスと思うしかありませんね。リモートが常識になったり、仕事のやり方も、遊び方も、常識だった事が非常識になって、すっかり別世界になりましたね。自粛期間は考える時間と切り替えて前を向いて行くしかありませんね。
seto
別世界です,本当です。正社員でさえ危ういです。ホワイトカラーで年収高い人が辛い季節に入りそうです。運転手とか農業や力仕事のほうが安定すると思います。
流浪の民。
WHOのコロナ調査チームも入り、元凶は中国と思いますが、その中国の人たちのお蔭でビジネスしていた我が国の多くの人たちが今困っているのでしょうが、少し前には中国人旅行者も居なかった時には彼らは一体どうしていたのでしょうね。たぶん、集客に苦労しながらも工夫して商売を繁盛させていたのでは無いでしょうか。そんな苦労を吹き飛ばす勢いの、お金を持っていた中国人観光客の恩恵にあやかり商いを大きく広げたところにコロナ禍と言う想定外の事態に見舞われたわけですね。嘆いても収束すら見えない現状では成すすべも有りませんから、この際、一度、一昔前の我が国に立ち戻って、コツコツと努力や苦労を惜しまない日本人特有の社会に戻るのが正解かも知れませんね。外国の人件費が安いから国内生産を止めたりせずに、少し高くついても間違いのないMADE IN JAPANを復活させて欲しいですね。
seto
インバウンドになる前の経済を思い出すことは大事ですね。非日常の観光と日常の観光の落差をどう埋めるか?足下の市民を大事にするということでしょうが、妙案が見つかりません。65歳以上の人が金融資産の60%以上を持っています。39歳以下は6%です。若い人にお金を回さないと消費は活発になりませんん。現在の資本主義はジジイ資本主義と言います。組織のじじ化、政党のジジ化、決断のジジ化になります。五輪も自民もジジ、退陣忘れたカナリア集団。