『俺たちの脳みそは、原始人の時代からはほとんど進歩していない』(ビートたけし)2021年1月21日
北野武『全思考北野武』(幻冬舎161p)。ネアンデルター人だろうと現代に来てパソコンさくさく使える、スマホ使えるくらいの頭は持っているので、現代人はそんなに賢くもないよと遠回しに言っている。『文明の利器なんてものは、大半の人間にとっては、ただの魔法の箱、理解不能のブラックボックスだ。俺たちの頭の中身は、何千年も昔の人とまったく変わっていない。人類の文明を発達させたのは、ごく一握りの天才なのだ』。ブログを書いているデスクトップパソコンの中身はまだ開けたことはないし、自家用車にしても車の仕組みについてはからっきしだめ。テレビにしても映る仕組みについては無知に等しい。ただ使ってるだけ。故障したら直せない。ネアンデルタール人が獣を屠るとき、石矢の先から鋭さが消えたら、磨いたり、新しい矢をつくれる。何でも箱の中に入れ、見えない世界をつくることで秘密を囲われているようだ。(霞が関官僚みたいだ)CDでもどうして音が出てくるのか、DVDがどうして映像と音が再生されるのか。スマホや携帯に何個の部品があって、その機能がどう果たされているのか。なぜ、音が聞こえるのか。正確に答えられる人がどのくらいいるのか?ネアンデルタール人と現代人の脳は働き方において変わらないのではないだろうか。新型コロナウィルスについても、免疫の仕組みについて借りてきて読んでいるが難しい。何度読んでもブラックボックスだ。そもそもウィルスがどうして出てきたのか?人類の歴史とともに古く「疫病の世界史が人間の歴史をつくる」ようにも見える。ウィルスは進化の原則からいくと生命の最小単位ウィルスが多細胞生物へ進んだとする説(今はやりのRNAワールド)と、元々、生物の体(細胞)にあったウィルスが外に飛び出したとする説がある。外に飛び出したので故郷に帰ってきたがる。細胞からの飛び出し説は世界の免疫学者多田富雄さん・日沼頼雄夫さんたちもその説だ(対談ウィルスの意味論)。細胞から飛び出してはみたものの、故郷へ帰りたくなり、また人間の細胞に感染しにくる、パンデミックは人の細胞に回帰するウィルスの巨大な物語だともいえる。
2022年1月19日、私の通院する病院で新型コロナに感染した医師と看護師が出た。「長い時間、病院に滞在しないほうがいいよ」と主治医から言われる。全員、高熱の症状で陽性が判明したという。今日の朝に判明したらしい。3回目ワクチン接種を早急に実施すると言っていた。コロナウィルスは必ず鳥や動物がワンクッション置いてから変異する。サーズはコウモリからハクビシン、マーズはヒトコブラクダ(の肉か糞)、今回の新型コロナハコウモリから豚なのか。そう考えるとオミクロン株も何かの動物が介在して変異した可能性もある。香港のペットショップでハムスターからコロナが出て廃棄処分したとニュース。ペット保持者も陽性になっている。カナダでは野生のシカを200頭以上調べたらコロナに半分感染していた。基本は鳥だとしても、鳥の落と糞を食べる四つ足動物がウィルスに新々オミクロンを発現させる怖れもあって、変異の天才RNAは弱毒化していって欲しいと思うが、終息が見えない。子供たちにどうやっておしえたらいいのか。3月に孫が来るので整理しておきたい。爺さんの務めだ。

坊主の孫。
ウイルス研究所は武漢だけでなく私たちの直ぐ傍にもあります。あれほど本格的なものではありませんが、主に大学構内の獣医学部の研究棟などです。そこには実験に使われる動物が飼育されていて、たくさんの動物実験室での実験の為に対象動物たちが研究の名の下に犠牲になっています。動物保護団体などにはとてもお見せ出来ないそのために生まれ飼われている哀れな動物たちです。しかし高度な電子顕微鏡やコンピュータなどを駆使しての解析が日常行われている訳です。厳重な管理の下での研究ですが、武漢の例に有るような事件が起きない保証はありませんから、今回のCOVID19の世界規模の感染拡大は何も中国に限らず、私たちの身近なところにも起こり得るとも考えられます。調べてはいませんが、北海道だけでなく全国各地の大学にも獣医学部の研究棟が有るとすれば同じ危険性も有ると考えられます。つい前までは武漢=中国の細菌兵器ではないかなどと疑ってもみましたが、もしそれが事実だとしても、可能性としては中国に限らないと言う事にもなりますね。人類や家畜の健康と生存の為に犠牲になっている動物たちには大変申し訳ないのですが、今日も世界各地でこの手の研究は盛んに行われていると言う事です。外部からは遮断されたこれらの研究棟こそブラックボックスですね。そして私たちにはとうてい理解できない高度な研究が行われているのでしょうね。研究員の方々にとっては毎日が命がけの仕事なのでしょうね。
seto
ありますね、全国の研究所が。実際のペスト菌やエボラ菌やサーズやマーズのウィルスも保存されいます。研究所の奥の奥のところです。以前、私の住む団地で動物研究の施設ができる話に住民が反対運動を起こしました。医学部や分子生物学もとんでもない数のラットが犠牲になり、大脳の仕組みやホルモン分布、免疫の構造、DNAの配置順など新発見を目指して競争しています。しかし、おっしゃるとおり、地震や火事や不可抗力で外に出ないとは限りません。警戒レベル5だったか4が最高の密閉レベルです。イギリスで機密施設から職員が感染した事故もありました。武漢でも実はあったし、アメリカでも発生。人間のうっかりがとんでもない災害を起こします。映画アウトブレイウです。ウィルスは見ていると、鳥や四つ足動物にまず移りそれから人間へ感染してるので、鳥や動物の種類によってRNAウィルスが千変万化する可能性あるので抑えきれないと思いますよ。
昔の少年。
太古の昔と現代と比較しても無理はありますが、もしも現代から文明の利器を全く失くしたとすれば一体どうなるのでしょうね。戸惑うばかりか生きてさえ行けない人たちが大勢出るでしょうね。軽うじて生きられるのは、都会では「田舎者」呼ばわりされ馬鹿にされていた昔の田舎暮らしの経験者かも知れません。都会の若者たちは殆ど全滅でしょうね。スマホが命、PCが生命線ですからね。災害時のパニック状態が目に見えそうです。例えば電気が消えれば何とかして電気の復旧をと考えるか?それとも別の方法を見つけられるか。水道が止まったら、川の水を飲めるか?トイレが無くても用を済ませる技を知っているか?ケガをしたら薬草でも見つけられるか?お腹が空いたらスーパーやコンビニではなく野山や川や海で食べ物を確保できるか?などと、こんな事の方が生きて行くために重要な事になります。あれほど楽しかったスマホやゲームなどは何の役にも立たなくなりますね。ですからネアンデルタール人も北京原人も縄文人もその知恵は現代人とは違って数段上を行くレベルだったのでしょうね。その上健康も持続維持できれば最高の頭脳と体力を持っていたのでは無いでしょうか。
seto
まったくひ弱な文明社会です。大脳の使い方に関してはネアンデルター人以下かもしれません。火を起こす、食べれる草とそうでない草の見分け、ナイフ一つで万能で動物をさばく,木を切る。スマホ動かせば、どうすればいいかノウハウを書いてますが。老人の知恵に頼るでしょう。そういう私も実は何一つできない情けなさ。石炭とマッチ・新聞紙あれば七輪で鍋でなんでも食べれそうですが。石炭がない,炭がない。現在、キャンプブームでお父さんが息子を連れて山に入る30台多いからたくさんの知恵を獲得してる可能性あるのが希望でしょうか。地球や自然は人間の都合では一切動きませんから、そこを深く考えて、最悪を想定した暮らしをしたいものです。毎日が非常事態です。