海外の話題ではあるが、通院治療中の高血圧患者のうち半数ほどが、

処方された薬を飲んでいないという。周囲でもたまにそういう話は聞くのだが、

わざわざ毎月病院に通って料金を払って薬を受け取り、

それを飲まないのだとしたら、何をしに病院へ行ってるのだろうか。

 

似たような話では、コロナワクチンを接種しない人も理解できない。

自分が感染するかもしれないだけでなく、家族やその知人、

職場の同僚や顧客に感染させてしまうかもしれない。

しかも他の人が接種してくれるおかげで自分への感染も防がれているのだから、

いわば免疫のタダ乗りである。一人暮らしで完全テレワークという人以外、接種以外の選択肢はないように思う。

 

副作用が怖いのかもしれないが、軽微で低確率の副作用の可能性を正直に公開し、

起こってもすぐ対応できる環境で接種するのだから、揚げ足取りしてヘソを曲げるのは恥ずかしいことだ。

ごく少ない確率でしか起きないことを、今日明日にも起こるかのように騒ぎ立てるのを”迷信深い”と言う。

特に高齢になると健康の心配事が増えるが、医療関係者のような基本的に”反論してこない人たち”を

やり玉に挙げつつ迷信に固執する様をみると、「自分はそうじゃなくてよかった」という感想しかない。

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