医師、患者を怒鳴る!
2か月に1回の心臓の定期検診、血液検査はほぼ全項目検査、胸部レントゲンと心電図3つの検査で6300円、高い医療費。私の通う病院の主治医は心臓カテーテルが上手で名が通っている。普段は穏やかなのに診察室前に座る私の耳に怒鳴る声が聞こえる。『動脈瘤?そんなことを言ってたんですか?私が書いた診断書の意味がないじゃないですか!・・・違いますよ!・・そんなこと信じているんですか?』『あなたみたくあっちこっちの病院を回って歩いて、いい加減な診断を信じて次の病院、次の病院と回って歩いて、そしてここに来て動脈瘤なんて言われたってこちらはどうしようもないですよ』。次は私の診察なので、早く終わらないかイライラしたが、これはこれでブログネタが飛び込んできた。
きょうは朝から救急車が到着、診察予定時間が1時間遅くなってごった返して、主治医イライラの中、変な患者にブチ切れた。患者が首をうなだれて出てきた、70代男だ。私の名が呼ばれ『先生のどなる声、初めて聞きましたよ』『どうにもこうにも向こうの病院の看護師も馬鹿、患者も馬鹿でどうしようもない!』と吐き捨てるように私に言う。昼休みを超えて10分は怒鳴っていたので、詳しい話を聞きたがったがここまで。何でも私に愚痴を言う主治医であるが、さすが内容までは詳しく話さない。
以前、いい入院患者になるためとか看護師に好かれる患者について書いたことがある。嫌われるのは誰もが想像するように威張る患者である。社長経験者や大学教授などに多い。私の入院経験で夜の最後の血圧測定に看護師に聞いたのは『夜中にベルを鳴らして、おまるを用意させて尿を足すのだが、言い方が命令口調で、看護師を下女扱い』の物言いだった。風邪でもなんでも通常の病院へ通うときに『患者側として医師から嫌われないために』を考えてみた。①『週刊誌のどの健康特集で仕入れた医療ネタの披露は嫌われるから黙っていたほうがいい』②『どこどこの病院の先生を知っています・・は余計なこと。自慢してどうなるものでもない』③『ほかの医師との比較は厳禁。初めからそこに行けばいいだけで余計なこと』共通は『余計なこと』にまとめられるかもしれない。
男に多い、自分を含めて反省大いにしないといけない。『知ったかぶりの男たち・自慢話の多い男たち』だから。。それこそ、どうだ、俺はすごいだろう。どうだ、俺の肩書は凄いだろう。どうだ、俺の住んでいる場所は高級住宅街だぞ。どうだ、俺が営業で獲得したスポンサーだぞ。どうだ、俺の友人に有名人がいるぞ。どうだ、俺の妻は美人だろう。どうだ、俺はゲームが上手いぞ。どうだ、俺の持ってるMACパソコンは最新ソフト充実でロスで買ってきた。どうだ、俺は美食で平松のフランス料理を食べてきたぞ。最後は、どうだこの棺桶、全部純金で囲まれているぞ。書いていて、男の人生に何か哀れというか、ドウダを取ったら何もなくなるような気もするのだがどうだろうか?主治医が患者を怒鳴った話がどこかに飛んでしまった。とにかく、病院のジプシーごっこは止めよう。とはいえ、医者の選択は患者側にあるのは現実であるから、自分の感性にあった医者選びをし続けることも大事ですね。
アドマン。
医師に怒鳴られたと言えば、右腕がしびれて上がらず、コインも箸もつまめず、仕事に使う右腕が利かなくなった昔の話です。鬼の形相の医師は、その道では名うての名医らしいとの噂でした。何度も通っても手が上がらず「このやぶ医者め!」とばかりに。
「先生!一向に手が上がらず良くなりませんが?」「君は、もう治っているよ!度胸がないんだよ!」と。「もう、来ませんから!」とタンカを切ったその日にの帰り道に気づけば、すっかり良く成っていました。それ以来、顔も出せなくなりました。
seto
不思議な現象ですね。実際は医師の判断が正しいのですが、タンカを切ったのは、右腕使えないと仕事にならない切迫感があったのでしょう。威張る医者で苦労している妻を見ていると、当たりはずれ、運不運もありますね。医療記事が溢れる昨今、それをうのみにして講釈を垂れる患者も多いと言います。何が正しくて何がダメだかわからないですね。医者もイライラ、患者もイライラ。国民全部が病気になっている状態、阿呆船地球号ですよ。