雑感(1)場所と安全

団らん

毎日(3月18日から今日まで)ブログを書いていて、いつも悩むことはテーマもそうだけど、それ以上にプライバシーだ。顔の見える読者ならいいけれど、氏名は出さなくても、あの人だと関係者にわかる書き方はまずい。それを上手に一般化して語ればいいけれど、自分以外、チェックする人がいないのが悩ましいところ。長年の営業で顔の見える関係の上で生きてきたので、そうなるかもしれない。

60を過ぎると記憶違いも出てきて困る。また、家族の問題もある。「えっ、うちのお父さんがこんなことを考えていたの?」とか「孫の話を書いてはダメでしょう」とかいろいろ制約はある。それ以上に、ココロのストリップは恥ずかしいということ。全部を読んでないにしても書棚は相当に親しい人以外は見せたくない。ほとんど市立図書館の白いBOX(不用な本を入れる)に捨てたけど。

思想傾向や、思考回路も隠れた趣味を持ってる場合もある。テレビの取材で、どこかの大学の先生が事件のコメントや批評を述べるときに、自分の研究室の書棚を背にして喋る風景は、話の内容以前にどうもいただけない。私自身の体験上、大学の先生に呼ばれてこれからの自分の勉強や進路についてあれこれ指導された部屋を思い出すから、近親憎悪的な感情が自分にまだ在るのだと思う。テレビカメラがあれば、もう少しデリケートに神経を通わせて、場所を移して取材に応じるべきではないか。もっと自分を低い位置に置いてからお喋りする習慣を身につけて普通の人の目線、それこそ「太古につながる生活者の目」にシフトしていただきたいものである。夏なら芝生の上、冬なら暖房のあるところで手を温めながらででいいのではないかな。

どこの場所で話すのかというのは、人が考える以上に大事な要素だと思う。安全な場所で発言するのと、背中に危険を負って話すのでは全然違う。日本で語られる・流される話は99%、安全地帯からだ。むしろ危険はスマホやパソコンで発話されてるかもしれない。私のブログも時々危険な発言も多い気もするし、ある人から「宗教の話は書かない方がいいのでは。神を信じてる人もいるし、仏の子もいるんだから気をつけようと」とアドバイスが来た。私は「いまの時代こそ、宗教が前面に出ている時代ではないのか」と返信しておいた。

あるとき20歳年下の社員とメールをしたら「感嘆符」とか「あざす!」とか「ゴチになりす」とかすべて省略形の返信メールを受け取ったときは、びっくりした。私は20歳あなたより年上で、同じ営業の仕事をしている男ですよ、もっと丁寧な返答はないのか・・・・と考えたのだ。少し乱暴な対応ではないかと実感した瞬間だったが、すべてがそうではなく、個人差がすごいこともわかって安心した。丁寧な対応をする若い人はするし、できるのだと。

「場所と安全」の話だったね。自宅2階のパソコン前が一番安全かもしれない。危険要素は新千歳空港の下を走る追分活断層で起きる地震と恵庭岳噴火、航空自衛隊のジェット機が落下、そして妻との口論で刺されることくらいだ。妻は刑務所へは入りたくないと言っていたから、私が追い出されてチョン。しかし、家庭は昔は一番安全な場所ではあったのに、家庭の中から起きる事件が多発だ。基本は全員で食事をするということをしなくなった(できなくなった)。食事をしていてもそこで会話が上手にされていないこと。それぞれがスマホピコピコではね。小さなときから一緒にお互いの顔色を観察しながら食事タイムを過ごしていれば、信頼は育つと思うのは楽観的過ぎるか。

その後、子供たちは家を出て、自分の食い扶持を稼いで1年に1回帰宅するぐらいが、ときに婚約者を連れて帰ってくる、そういう光景が多かった。私は生まれ育った札幌を脱出したくてしょうがなかった。失敗。京都へ行きたかった。

 

One thought on “雑感(1)場所と安全

  • 2015年11月27日 at 6:34 AM
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    話し合い、討論などは時としてエスカレートする。ネットもすぐ炎上する。安全と思える環境がそうさせるのだろうが、それ以前に、人それぞれの性格が表れるのだろう。口喧嘩も暴力にはかなわないが、社会的に見ればそれすら法律で守られている事になる。安全地帯はあらゆる処にあるが、しかし安心していると安全地帯を乗り越えて来る事件もある。特攻、自爆テロなど自分を犠牲にする。これには理屈は通らないし法律の枠外だ。裁判に掛けようが本人は居ないから、安全な超高度空域や無人機で組織を裁く意味で攻撃するから更にエスカレートする。政権不安定の国や、小国が大国相手に小競り合いも始まった。それに乗じてチョッカイを出す闇の組織もある。人類が誕生したとされるあたりが危険地帯にもなっている。我が国のような好き勝手に暮らす安全地帯も決して安心はできない時代だ。

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