命を大切にする人は 「老子(タオ)」自由訳 加島祥造
おかげさまで、きょうでブログ400本になりました。
久しぶりに加島祥造さんの自由訳「老子」から第50章「命を大切にする人は」。
人は生まれて、生き、
死んで、去ってゆく。
三十の年までは柔らかで若くて
生命(いのち)の仲間だといえる。
六十をすぎてからの三十年は
こわばって老いて
死に近づいてゆく。このふたつの三十の間の
壮年期の三十年は、まあ
しきりに動きまわって、どんどん
固いものに近づいてゆく期間だよ。
どうしてこんなサイクルになるかって?
それはね、ひとが
生きるための競争に
こだわりすぎるからだよ。
聞いたことがあるーーーー
生と死は同じサイクルのなかにある、
それを知って、
命をそっと大事にする人は
旅をしてもけっして
猛獣のいるところへは行かない。
軍隊に入れられても
武器を取る役には廻らない。
だからその人生では
虎の爪や犀のツメに出くわさないし
兇暴な人物の刃にかからない。
それというのも
生をとても大事にしているからなんだ。
自分の命を大切にしている限り
死はつけいるすきがないんだ。


匿名
のらり・くらりと柳に風?と思っていた親父の生き方は正しかったのかと、今になってわかってきたような気もする。息子が志願して航空隊に行っても、本人は戦争に行かない。人に自慢話もせず、人と比べず、人の半分しか働かないで5人の子供を育てた。働かない半分は趣味と思っていたが、えを書いたり、詩を書いたりはいいとしても、釣りは、キャッチ&リリースはせず、釣果を持ち帰り、僕たちの食料になっていたのだ。