飛行機のチケットが買えない。
新千歳空港の隣に住んでいながら、自分で飛行機チケットが買えない。以前はイトーヨーカドー恵み野店舗内にJR系列の旅行代理店があり、何でも相談してチケットを購入できた。もちろん宿も合わせて頼んだ。持病のパニック障害もあって、18年前の娘の結婚式(別府のホテル)は泣く泣く福岡便に搭乗。手配はすべて娘にしてもらった。昨年8月と9月、どうしても大分県中津市へ行く用事が発生して、決死の覚悟で乗ると、あれれパニック出ない。昔,精神科の医師曰く「瀬戸さん、パニック障害で死んだ人はいませんよ。」。昨年は夫婦で福岡へ行き、妻を残して先に私だけ帰ってきた。もちろんチケット購入は全部、娘依存だ。彼女のクレジットカードを使っているから、会うと現金を手渡すのが恒例になっている。
それが6月7日に2泊3日で一人で博多へ行くことにした。九州国立博物館、福岡美術館、福岡科学館、福岡市博物館(ここに国宝が置いてある)ガイドは娘だ。ツアの企画を考えたら抜群のセンスがあるので無職であることがもったいないと父親ながら思う。娘と22年ぶりのデートだ。22年前は京都の大学の卒業式で、錦市場横にある老舗のうなぎ屋で中割れ丼を食べ、土産にまた持たせたが彼女は記憶がないと言われる。
中学の同級生に聞くと、「俺も自分で飛行機のチケットは取れない。そのときは子供にやってもらう。わかったら教えてくれ」という始末。
そしてわかったのは、ネットで飛行機の空き状況、価格はわかるがいざ支払いとなると自分の信販カードを入力する作業があるので、ここで止まってしまうのだ。信販会社を昔から信用していない私だ。日本信販にひどい目に遭ってトラウマだ。リボ払いで。アマゾンと大型家電以外、信販カードは使わない。
情けないがまた娘に予約をしてもらった。新千歳と福岡便はANA、JAL、エアドウ、ピーチ、スカイマーク、ジェットスターと便数が増えている。今回はスカイマークで往復で31900円。安い。娘が取ったチケット番号とQRコードをi-padに送付していただき、それを私のパソコンへ転送。それをプリンターで印刷して紙を持っていきます。早めにスカイマークの予約係に行けば1000円で広めの席を確保できるので10時半発だが8時半には新千歳へ行こう。そして精神安定愛を2錠飲み。文庫本と英字ビスケットを食べながら2時間を過ごす。空港には娘が待っている。手取り足取りの旅で、あんまり格好のよくない旅です。博多も活気すごいので人いきれに酔わないよう、ツアーコンダクターの娘と楽しんできます。ブログネタが増えますね。