お金をかけてもイライラが増える話。

去年12月31日に「お金をかけないでイライラを減らす方法について考えた」を書いた。しかし逆にお金をかけてかえってイライラが増えるということもあるのではないだろうかと考えた。

たとえばパチンコ。大勝ちした記憶が残り(500円玉1個が4万円になったことがある)、後の仕事帰りの癖になり、負け続けることでイライラが増えるとか、自分の愚痴を聞いてもらおうと相手を居酒屋へ誘ったが、相手の愚痴が上回り、かえって疲労感だけが残る経験はないだろうか。特に筆者の年齢になると、他人のことは言えないが、同じ愚痴の繰り返しが多い。どこで合いの手を入れて「その話は3回聞いたよ」と言うかだ。私もきっと同じことを何回も言っている。嫌だね、繰り返し。

飲めない酒代にさらに、聞くだけの疲れ(聞き上手は忍耐の人だ)が残る。ただ、お金はパッと使うとすっきりするのも確かだからイライラがそのときは減るが、次の日から小遣いが減り、やり繰りが大変でイライラする。

一番大きなお金はなんといっても教育費と住宅ローンだ。本州の私立大学と国立へ10年間二人を出したから預金は無くなってしまった。さらに教育ローンも借りてその返還だ。住宅も中古の戸建てを買ったが、ローンの終了と同時に、6年前から屋根の雨漏りが始まり、リフォームが必要になった。人生ってうまくいかない。結果はリフォームでさらに雨漏り箇所が増えてしまった。屋根に上った職人の歩き方に問題があったのか、原因を間違えて直したのか?湿気部分を探るために赤外線チームがやってきて、写真を撮り雨漏り騒動は休戦になったが直るのに3年かかった。

それでも洪水に遭ったり、地震で崩壊したわけではないからね。幼少のころも雨漏り頻繁の借家で「洗面器」を置いて、ポタポタ音を聞きながら寝ていたのに慣れている私だが、連れ合いが厳しい。一時、ノイローゼ状態だ。「こんなにお金をかけてよけいにひどくなった」と。「家を持てるだけ贅沢だよ」と私が言っても慰めにならない。「選ぶ業者を間違えた」と野次られたが私としては広告費をもらっている会社ゆえ義理もあって、施工件数も多いリフォーム会社でOKと思ったが・・・。お金を使い、業者の選択で妻からの非難、仕事上使わざる負えない私、イライラ感倍増の3年であった。

大きな仕事や買い物は利害関係のないところで頼んだり、買ったりする方が、ゆくゆくストレスが溜まらない。