国会議員を全員女性にする話(架空談) 2016年1月27日再録
小池都知事に続き民進党党首も蓮舫(再録)
国会議員を全員女性にする話(架空談)
12月26日、TBSの「久米宏のラジオなんですけど」に作家・高橋源一郎さんがゲストに出ていて、「国会議員を全員女性にする」法律を作って100年くらいしてみてはどうだろうかという話をしていた。100年とは言わず10年でもしてみる価値はある。
記録に残された歴史は、始めは母系社会であったが、ほぼ2000年間、一神教の影響もあり、部族間の戦いもあって男社会が続いてきたから、未来を考える(子供や孫が生きる、自分には子供がいなくても兄弟や親せきに子供がいるはず)思考が男よりずっと高いし、第一に議員の無駄金や見栄の部分で税金の費消が少ない、汚職が少ない、2号さんにお金を使ったりしない、下着を盗む事件もなくなる。法曹界も女性の比率を6割にして、六法全書の前に社会常識、主婦目線の常識がまず第一優先で、次に法律の字句が適用されていくという順番にする。すべての憲法の前にそれを支えるコモンセンスがあって次が憲法ということにすれば、たとえ憲法改正の動きがあっても女性議員だけなら大丈夫と思う。
人類の歴史の中で画期的な法律だと思うがどうだろうか?困るのは男の議員で潤ってる産業だ。男の議員のお蔭で潤ってるのは政治献金払いの業者くらい。パーティ開くホテルや割烹くらいだ。政治家は麻薬患者に似ている。一度、なると辞められない。与党や野党に関係なく。特権に溺れる。VIPになってしまう。そして残念ながら普通の仕事に戻れなくなる。しかし、女性なら家事や事務や雑談の井戸端会議へ戻れるから安心だ。スキャンダルで首を括ったりしない。
議員視察旅行と称して、観光旅行慣れの議員も困り者だ。外交も縦の序列感覚に染みわたった男議員より、平凡な日常感覚の外交話や子育ての話を他国の外交官と話す方が有効かと思うがどうだろうか。戦略を堂々と述べられて、諸外国から信頼も得られると思う。さすが、女性議員ばかりの日本だからできる提案だとね。
自衛隊の使い方にしても戦国武将から江戸時代、明治の官軍、大正・昭和の軍隊、平成の自衛隊や防衛相まで男・男・男である。残した記録も文学を除けば、わずかに銃後を守った女性たちを書いたもので、主婦の戦争賛美の記録は少ない。旦那や息子が従軍したり、空襲で親・親戚・子供が爆死したり・火災で焼死するわけだから平和な国づくりをすると思う。
いまや医学部でも人気の循環器(成績の良い順に希望の診療科目を選択できる)は女医さんが急増している。接客がきめが細かい。医療ミスも少なくなると思う。隠し事も少なくなるし。働いても稼げない男性は、バリバリ働く女性と一緒になって暮らし、食べさせていただき、社会からの蔑視・軽蔑がどんどん薄れるといい。この方が男の方も生き易いのではないだろうか。
男のプライドをどんどん捨てて楽々人生を歩む。元々母系社会だから、女性中心の社会は日本人には向いていて、穏やかな平和が第一の地域や都道府県に変貌すると思うけど。男はあくまでも彼女たちのサポートに徹する。マゾ的な人生観と思うかもしれないが、たくさんの命が失われる、職場での心身障害の急増、威張りんぼおじさんの急増に歯止めをかけて、ノーマルな落ち着いた職場に変わると思う。
(ローマ時代にエトルリアという国があって、そこが数少ないヨ-ロッパの母系社会だ)一神教は男社会を増幅させるだけの宗教ではないかな。
問題は男化した女性が男以上に残酷な振舞いになったときにどうするかだ。実例は少ないが中国の西太后や江青女子くらいかも。その歯止めとして、昔ながらの長老の存在を制度を並行して作るといい。ここはもうボランテァイアの世界だ。衆議院は女性議員、参議院は長老男子議員でバランスを取る。外交も苦虫を潰したような品性欠いた男よりニコニコ顔の女性議員が歓迎される。
現代、夫婦別姓OKとか同性婚を認める社会にはなっていても依然として男社会の圧力・価値観は甚大だ。思い切って、国会議員を女性限定とする国に作り替えて、アテネの直接民主主義以来の実験国家としての存在理由はある。何せ、日本は高齢化の先頭を走っている超先進国であって、どうやってこれを乗り切るか、男の首相に群がる大臣狙いの女性ではなく、無名な女性たちの、国民の暮らしを想像できる女性集団が国の舵とりを始めることを提案したい。
参議院は選挙は廃止して、各都道府県から生活に困らない良識ある人各県から5名を交通費と日当だけで働いてもらう。シングルマザーの解決も女性議員ばかりだと早いと思う。
「子守のおじちゃん」
現代女性は現代の男性より男性的ですよ。なよなよした男たちに比べれば、活動的だし、前向きに生きていると思いますね。だから近い将来には自然に女性社会が実現するでしょうね。男性たちがのんびりと胡坐かいているうちに。これは、日本に限らず世界的な現象でしょうね。ですから、男性諸君は窓際に追いやられて、家では「子守のおじちゃん」になって、やがては、あちこちで、愚痴を井戸端会議で解消なんて事にもなり兼ねませんね。しかし、今現在でも女性と言えど主婦は、家庭で君臨して居ませんか?働き蟻や働き蜂を飼っている女王蟻や女王蜂のように。既に女性社会は、身近なところで始まっているのではないでしょうか?
「役立たず」
仕事先でも、女性の窓口責任者が多い。職業女性はしっかりしていて無駄が無い。言い換えれば、仕事上での顔は優しいが、心はむしろ冷たい。そして実に細かく妥協が全く無い。大まかな男の性格は、その繊細さと緻密さに泣かされる事が多い。中には地位の特権を振り回す女性まで現れ始めた。このままでは男性は、女性のストレスの捌け口の「ただの雄」になってしまうのではないだろうか。せいぜい「この役立たず」と言われないようにしなければ???
「感情奉行」
女性は一般に感情的だ。酔っぱらえば本音で絡んできて始末が悪い。「女心と秋の空」で、日に日に変わる。もしも国会議員が全員女性だったとしたら、恐ろしい光景が想像できる。だから選挙では性格を吟味して選ばなければ。
「優しい男性」
確か?今の防衛相は「稲田?」さんでは。僕の第二の故郷出身の女性議員だったと思う。ひと昔前までは考えもつかなかった事だ。アメリカでも女性の国防相が誕生したりしたが、影の舵取りはやっぱり男性なんだろうと思う。緊張する国際社会とは言え、戦争の無い現代だから、誰がなろうと務まるのかも知れない。女性が強くなっているのは事実で、このまま行けば間違いなく女性の男性化?男性の中性化や女性化はどんどん進んで行く。現代女性の結婚相手には?の質問には決まって「優しい男性」と言うフレーズが定番だ。これは、つまりコントロールしやすい男性をも意味しているのではないだろうか。いや、既にコントロールされ始めている事に気づかないだけなのか。
「マドンナ」
新聞記者を長く勤め、定年後は同人誌に小説を掲載する事をライフワークとしている人がいる。身体もどこか悪いらしくドクター・ストップとか言いながらも、批評を求める口実で、お酒の好きな友人に小説を読ませて呑みに誘ってくるらしい。先日もそんな友人の話を聞いたが、散々な酷評を肴に、お酒や美味しいものをおごらせてしまったようだ。小説には最後に救世主のような女性が登場するのだそうだ。それも「唐突」に。男性の妄想では、女性は何時までもマドンナであって欲しいとの願望があるようだ。
「マリ夫ネット」
国の元首にしろ、余程の亭主関白じゃぁ無い限り、意外に家庭では弱い立場だったりするのかも知れない。と、なれば、偉そうに表立っている男も、まるで操り人形よろしく、連れ合いの意見で支配されているかも知れない。男社会と言えど、陰で操られて演じているとすれば、既に女性に支配されているも同然だ。九州男児なら「男尊女卑」と思ったが、近所の九州出身の夫婦など見れば、最近はそうでもなさそうだ。