種としての人間が壊れかけているのでないかと感じてるのは筆者だけだろうか?丁寧に食べ物を作ったり、生んだ子供を命がけで育てたり、他人のものは盗んではいけなかったり、他人を殺してはいけないし、自分ができないことは他人に押し付けてはいけないし、『人生は金儲けだけさ』と嘘吹く人も多くなった。


本音でそう考えて日々生きてもいないのに、他人へは平気で言葉を発する。『言葉が命の政治家の言葉の軽いことといったり、聴いてるほうが恥ずかしい。これが最高学府で学んできた輩の成れの果てか。都知事になって、いくら印税稼ぎと自分の育ちの良さをアピールする知事がいると思えば、それが突然、角栄伝説で自分自身を重ね合わせてどうしようと思うのか?』しかもこうした知事を長年にわたって投票してきた膨大な都民。


霞ヶ関の官僚に『首』がないのと同様、都庁や市町村の役人に相当な瑕疵がなければ首がないのがマイナス、責任逃れする輩の大量人間を生んでしまった。札幌市役所職員もサンダルで地下商店街を歩いて、我が家じゃあるまいし、市民からの非難で中止したが、『自分たちがやってることが尋常なことではないないんだという認識がない』という恐ろしい社会人間感覚である。


誰かが言わないと変えない体質。某国立大学に営業に行ったとき、午後二時に仕事真っ盛り。職員でトウモロコシの販売を堂々と販売・集金業務をしていて呆れてしまった。学生が夏休みと言うこともあるが、名前だけは『国立行政法人』と目隠しして、あたかも国民に自立する姿勢を『言葉の上だけでも国民に』カモフラージュする言葉遊びをしている。


そういう方面に年金担当の社会保険庁も年金機構と変えたり、大蔵だって財務省に変える必要もない。名刺や封筒の印刷代が税金が使われるだけ。要らない社団や財団に投入されてる天下り先への人件費・新品のパソコン、さらにそういう組織に限って一等地に事務所を構える癖がある。それも税金だ。ほんと、日本の国民はいつのまにから『怒り』と『激怒』を自分より弱い人や下請けの企業へは向けるけど、自分より強い対象や団体へ権力を向けることを忘れてしまった。


しかし、筆者は、この現象は何もこの国に限ってることではなくて、隣の中国やアメリカやフィリピン、中東、アフリカ、EUで働く3万人の職員、ユネスコが財政ピンチで職員の給与の事欠き始めて、『そうだ!日本はユネスコ遺産登録が大好きで、これを利用して町おこしをするから、登録させて、金を払わせるか』とまんまとメディアで持ち上げている。『少し団体での各地に祭典をまとめていくか』である。文化庁職員の仕事づくりになるし、勲章選びも1年かけてやってる。


国家によってなぜ国民に等級をつけるのか。なぜ、新聞・テレビは勲章制度に疑問を呈する番組や記事をどったさり書かないか?作家大岡昇平は、太平洋戦争で死地をさまよわせ、友人たちをたくさん失わせた日本国家からの勲章を拒否した立派な実例があるのに学んでいない。

  1. トランプ氏が次期アメリカ大統領に選ばれるとは支持者以外誰も考えていなかったと思う。また、このタイミングでT‘PPなどの強硬採決をもくろんでいる日本のノー天気国会。そんなに急ぐ必要があるのだろうか?オバマ大統領の任期中に片づけてしまおうと言うのだろう。これで、今後アメリカの大改革が進むとしたら、我が国に限らず、全世界各国にも影響は広がっていくに違いない。これまでの彼の「暴言語録」が選挙民の気を引くためのものだけであればよいのだが。今や、世界各国で変革が起きている。これも貧富の差の副産物なのだろう。トランプ自身は富裕層だが、富裕層よりも遥かに多いに貧民層を味方につける作戦が成功したのだろう。さすがにビジネスマンだけあってマーケティングや駆け引きだけは一流だ。彼も頂点に立てば、多くの賛同者を裏切らないとも限らない。彼もきっと税金の金食い虫の一人になることは間違いないだろう。最近では、国の元首さえ社会問題を起こす時代だ。

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