私事ながら、妻がようやく退院へ。
乳がんで5月28日入院、31日手術。6月9日退院となりました。これからホルモン剤と放射線治療が始まりますが、どうやら抗がん剤治療はしなくて済みそうでほっとしてます。同室の奥様は術後もいたって元気で毎日だんな様が見舞いに来てましたが、退院日、切除した部位の病理診断の結果、ガンセンターに入り2ヶ月くらい入院して抗がん剤治療が始まることを聞いて、首をうなだれて医師室から帰ってきました。
もうひとりの30代の女性もお母さんを乳がんで亡くされていて、遺伝性でやはりガンセンターです。娘さんもおられて『高校生の娘が成人するまで死ねない』と妻に申してりました。老いた両親が見舞いに来てたので働かないと食べていけないシングルマザーでした。乳がんの部位を切除するまではいいのですが、楽しい女性同士の雑談や病気の話で楽しい会話が多いのですが、50人いたら50人、治療法は違うので、置かれている人生や暮らし向きが違うので、看護士からのアドバイスは『電話番号やアドレスの交換は患者同士、できるだけしないほうがいい』です。『あの人はあれで治ったのに、私は治れないのは医者のせいではないか』と詰問されるケースも多々あるらしいのです。
毎日、筆者は車やJRで乗り継ぎして徒歩で、病院通いをして、すっかり患者さんから顔を覚えられました。覚えられましたが、その分人情が移り、抗がん剤治療で大きな病院へ再入院することを知ると『がんばってください。きっと治りますから』としか言いようがありません。
それにしても待合室の患者数の多さにはびっくりします。総合病院の中の乳腺科より単科のこういう病院のほうが女性は通いやすいようで、隣の見知らぬ人とお喋りする自由空間ができやすい。スマホする人より喋る人が多い。入院病棟もテレビは入れてません。全員で見る大型テレビを休憩室に置いてあるだけ。女性患者同士なのでおしゃべりが薬という院長の配慮でしょう。テレビを置かない病院を初めてみました。孤立させない効果もありますね。時代に逆行はしてますが、入院する女性にしたら、雑談時間を長くして、不安の解消に努めてますが・・・・。
働く高齢者A。
退院おめでとうございます。病院の話を聞くと、自分が入院したり家族が長期入院したらどうしよう?と考えてしまいます。つまり一番気がかりなのは長期の入院費用などまったく用意が無いからです。保険の入院手当程度しかありませんから、先ず生活に困ります。自分が仕事を続けているうちは多少のお金の工面はできても、自分自身が入院すれば働けないわけで、そんなときの準備はまったくありませんね。若い時から倹約しておけば良かったとは思いますが、そんなにムダ使いをしたわけでも無く現在に至っているわけです。今できることは気持ちをしっかり持つことくらいしかできませんが、せめて身体を動かして、悪い頭も多少なりと使って、お金は使わない方法で、自分なりの健康管理をするしかありませんね。とは言え、出来ていると思うのは、食生活で、以前に比べ「塩分半分主義」になったくらいですかね。
seto
3月下旬には2週間の肺炎での入院、続いてそこでCTで発見された乳の異常、そして検査と入院の日々。お金は
ずいぶん使いましたが、計算したくありません。年末調整で来年の2月でも医療費合計するでしょう。これからさらに
放射線治療が5週間(週に3~4回)続きます。そしてホルモン剤投与です。これでも乳がんでいえば軽いほうで、抗がん剤
になるともっと長期で医療費かさみます。病気はまさかでやってきます。幸い、息子と娘に金がかからないのがいいこと。
PETでもがん細胞が見つからないケースも多いと院長が言ってました。40代や50代で知人がたくさん亡くなってるので
筆者などはここまで生きてきて奇跡のような人生です。不健康に生きてる人が案外、長生きしてますね。ストレス溜めない
のでしょうね。