私のブログには時々ハッカーが入ってくる。発信元はウクライナであったり北朝鮮であったり中国であったりする。ブログ管理者やホームページ管理者はたえず、お客からのクレームに対して自分自身のコンピューター技術を駆使して、まったく新しい現象でも分析して直していかないと顧客から信頼や信用を得られない。そのための設備投資もばかにならない。投資額とリターン額で行くとマイナスだという。私たちはいつのころからか「無料である」ということに価値を置いてしまい、お金を払うのはゲームやアプリ購入ソフトをダウンロードするときくらい。メールも数円かかるから、Lineのアプリが大繁盛である。しかし、すべてのパソコンやスマホを管理する膨大な数のサーバーがある。ここに入って調べれば、自分でスマホやパソコンの「削除行為」をしても記録は100%サーバーに残っている。アメリカではNY貿易センタービル崩壊からできた「愛国者法」である人物の通信履歴を調べたいといえばフェイスブック、ツイッツター、グーグル、マイコロソフトのサーバーに入り、調べることができるようになった。2002年10月のことである。麻薬や武器売買、マネーロンダリング、テロ計画など事前にわかるということになった。当初、IT各社は情報公開を拒否して利用者個人の秘密性を守ろうとしたが米政府に敗北した。グーグルが最後まで粘ったが軍門に下った。現代は全員、情報の丸裸状態で生きているといっていい。どうして集められのか?利用者がすぐに食いついてくる「無料」という天下の宝刀とネットで物を買うからだ。便利は最終的に自分の首を絞める結果になるだろうと、へそ曲がりの筆者は推測する。しかし、その便利が故障すると大パニックになる。無料の裏にはそれを利用してその人自身の個人履歴が自動的に蓄積され、いずれどこかの企業や利用したいユーザーに金銭売買されている。無料だけで企業経営は成り立たない道理である。そこに信販カードや銀行カードの番号まであり、そこそこの資産までわかればしめたものである。一番、わかりやすい「無料」は民法テレビの受像である。最近はWOWOWやスカパーなどペイテレビ局が人気であり、少しづつ変化はしている。最初のバックヤードの話に戻ると、私のブログ管理者は契約先のHPがおかしくなった、ブログがハッカーにやられたなど契約者との対応が大変だとこぼしていた。顧客からみると、月々に一定のお金を払っているのだから、「無料で直して当然」という態度らしいのである。しかし、次々、新型ウィルスが拡散して勉強し直し、試行錯誤している技術者からみればその部分は「お金にならない」。そうして彼曰く「適当な技術しかない人たちが跋扈してして稼ぎまくっている」。似たようなことは、知り合いの弁護士に証券会社の顧問弁護士にならないか打診したら「お断りする」と返事があった。事件がなくても顧問料が入るから楽な暮らしになるだろうと素人は考えるが、雇う側からみると、月々一定の顧問弁護士料を払ってるわけだから、大事なこの事件の面倒を見てくれと、弁護士料を超える要求を平気でしてくるというのだ。「もう払っているから只にして」である。「やってられないよ、顧問弁護士は」。毎月、お金が入って一見儲かる商売に見えるが、内部をみてみると、バックヤードは大変。ブログの結論はバックヤードで働く人々にもっと厚い手当を・・・である。妻曰く「市長より、ごみ収集人の給与を上にしてくれ」。

  1. 信じる者は騙される。

    GAFA(グーグル、アップル、フェースブック、アマゾンなど)アメリカの巨大IT企業にも日本の「通信の秘密」が適用される日が来るようですよ。彼らは利用者の通信履歴データを大量に収集分析して広告に活用して収益を上げていますが、そのビジネスも制約されるとのことです。総務省は電子メールなどの内容を他人が見る事を禁じた「通信の秘密」を海外企業にも適用する検討に入ったとのことです。21日に開催の有識者会議で海外大手IT企業への規制強化に向けた主要論点案に盛り込むとの事です。今朝の新聞記事にTポイントカードを捜査当局が頻繁に捜査ツールに活用しているとありました。ポイントカードも「ポイントを貯めれば無料サービス」が受けられるという甘言にこぞって利用しますから、簡単にプライバシーを収集してしまいます。タダほど怖いものはありませんね。

    • 何でも無料には要注意ですね。プレゼント欄にも注意ですが、IT各社のビジネスモデルが広告代理店の儲け方を踏襲しているから、履歴の活用ができないと企業経営の根幹にダメージになりますね。(通信の秘密)も犯罪捜査においては、100%見るはずです。ただほど高いものはないと思いましょう。有料でもヤバイものはたくさんあります。昔は近所の人からみたら秘密ゼロでも平気で生きられた時代でした。かえって生きやすい時代ではなかったでしょうか?

  2. これっきり!これっきり!これっきり~ですね。

    似たような話で、つい先週も、昨年、大型老人介護施設建設に伴い各種看板の制作と設置を請け負った我が社にオーナーから一本の電話が。看板が剥がれたとか?落ちたとか?で現地視察の結果、明らかに自然に剥がれて落ちたとは思えませんでした。ところが高齢の女性オーナーは「落ちない看板にして!」と。施工が悪いと言わんばかりで一切お金の話には触れませんでした。元請けのゼネコンも我が社から見積を上げても処理できない相手らしいです。我が社としても最初からクレーマーのようなオーナーでしたので、これ以上は関わりたくない心情ですが、治さなければ収拾もつかず、リスクがあっても、この種の人とは、これっきりの関係にしたいと思うばかりですね。

    • 仕事上でこれっきりにしたい会社や人はたくさんいます。印刷会社や支払いの悪い企業、少しの仕事をもらうたびに昼ご飯をたかってくる人も嫌でした。金持ち自慢もたまりません。仕事はできるのですが、どうも性格が嫌いでした。この人はクレーマーになりそうだなんて、初めから予想がつかないで、売り上げのために取引を開始するのですが、途中でどんどん直しや要求が大きくなって、このままいくと赤字仕事になるので止めようと思うがもう止められない・・・そういうこともありました。

  3. 落とし穴だらけ。

    何でも無料とか?食べ放題とか?飲み放題?とかに弱い人が多い世の中ですね。大サービスとか?タダ?とかおまけ?とかほど高いものはありませんね。スーパーでのアナウンスは「本日はポイント10倍!2500円以上お買い上げのお客様には・・・」と買い過ぎを煽って買わせますね。僕もポイントカードは持っていますが、レジで「お客様、あと百数十円で2500円ですが?」と言われても「いいです」と断る事にしています。何しろそのポイントも還元率は低くてなかなか貯まりませんから。ネット通販などは写真だけで判断しますから、その実物が手元に届くまで正体が分かりません。届いてびっくり!小さなパッケージに少量の干物や佃煮などが入っている始末です。その辺のスーパーの方が未だ良心的ですね。広告通りなのは先ず無いと言って良いくらいです。それでもネット通販にハマるとスパイラル状態の深みに。

    • ネット通販のやばいところは、信販カードとの提携ですね。ウィルスバスターの更新時もアマゾンも一度使うとそれが登録されて、次から簡単に物を購買できるようになるので、癖になります。本にしても中古の本なら驚くほど安いが、総額が2か3千円以上なら無料で配達となり、近所のリサイクル本屋で探せば十分で、あとは図書館ネットワークで全道のデータベースから借りられますからね。ポイントとかハンコの数で使っているのはソバ屋と信販抜いたナナコカードだけ。ただ、コンサートはすべて信販経由で支払い、怖い気がします。リボ払いでひどい目に遭った(自分が悪いのですが)経験で、簡単に手にできるお金ほど気をつけよう・・・です。

  4. ホランペッター。

    バックヤードとは裏方ですよね。表舞台は華やかでも、裏はサポート仕事が山積。ステージなども裏方の方がスタッフも多く、きめ細かな気配りでステージを盛り上げていますね。ですから裏方が居なければ成り立ちません。観客側からは華やかな部分しか見えませんけどね。僕はそんな裏方や舞台の仕掛けや照明や音楽のミキサーなどに興味を持っていて、つい反対側から物を見る癖があります。ドームでのロックコンサートなどでは照明さんが数時間もの間、宙づりのゴンドラ上でスポットを操作していた事もありますね。スタンディングで興奮する観客が気づかないところで。

    • 裏方仕事がないとイベントは始まらないし、100%失敗します。テレビもスタジオつくりや美術、構成台本つくり、地デジになって照度の強くなった照明係も大変です。私も裏から場面を見る習慣がついて家族から(もうそんな話聞きたくない。お父さんとテレビを見るとつまらない。業界の裏話ばかり)ブーイングです。真実はここの近くにあるんですけど。(楽しければそれでいい)というのがいまの時代なんでしょうね。

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