沖縄の知人からメールありましたので掲載します。

北海道は頻繁に地震が起こっておりますが、大兄貴の身辺や友人知人ご親戚の皆様方の
身の安全、生活への影響はありませんか?

さて先日沖縄で行われた、辺野古埋立の賛否を問う県民投票に関して感じたことを一言。
結論から言いますと、自らの頭と心で考えずに周りの意見に振り回されている人間がこの世の中に如何に多いことか、日本国民の国防に関する真剣さの無さにも不安を感じました。

1.投票開始前から自民系の5市長が県民投票にいちゃもんを付け二択から三択になった。
2.精神的、肉体的にも投票可能な有権者が棄権をした。
3.賛成やどちらでもないに投票した人が居た。
以上の3項に該当する県民は、沖縄県に住む自分や親兄弟親戚友人知人や、沖縄に出張や旅行で来る県外海外からの来訪客の人々の人命をどのように捉えているのだろうか?

普天間を辺野古に移設する事が唯一の選択だという日本政府の論点は、以下の2点です。
1.普天間の危険性の除去
2.抑止力の観点から沖縄県内に移すべき

1に関しては、沖縄県民からすると危険性を普天間から辺野古に移すだけの話で、有事の際に沖縄以外の日本国を守る為に、沖縄を攻撃目標に晒すだけの事。他都道府県が県外移設を受け入れてくれないのも、口には出せないが有事の際に攻撃目標になる事がよく判っているからではなかろうか。最もなことである。

2に関しては、極東最大のアメリカ空軍基地の嘉手納が県内に居座っているのに、中国の
艦船が尖閣諸島で領海侵犯を続け、北朝鮮からテポドンが飛んでくる現状は、米軍の抑止力が効果無しということではなかろうか。

沖縄の米軍基地の縮小軽減、外敵から日本の国を守るためには、日米同盟、日米地位協定等
甘ったれた策を講じるのではなく、アメリカが嫌がることを真剣になって考え、自分の国は自分で守るんだと自立しなければ、諸外国から尊敬されるどころか、足元を見られて、中国、韓国、北朝鮮、ロシアの様に領土問題、半日政策などちょっかいを出す国々が増えて、
金をせびられるのが落ちだと思う。
アメリカが嫌がることとは、日本国内の米軍基地は最小限に止め、迎撃攻撃ミサイルの配備、通信基地を充実させて極東の情報収集を強化し、口先だけでなく真の抑止力を持つこと。
また、沖縄の基地問題の解決には、県側にも大きな原因があり、ムヌクーヤー(物乞い)を無くすことが先決だ。
ムヌクーヤーに該当する人々とは、
1.国の補助金を当てにしている人々や行政(漁業権補償、防音工事の該当者など)
2.沖縄選挙区選出与党国会議員(県民よりも日本政府に忖度)
3.県内の自民公明市町村長、議会議員(同上)
4.軍用地主、米軍施設雇用員

皆、生活の為にやむを得ずムヌクーヤーになっている一面もありますが、もしも米軍基地が無くなったら、如何にして食べて行くかを真剣に考え、現状に甘んじること無く、行政に縋ること無く、生き活きと暮らしていくことが、故・翁長前知事が訴えた「誇りある豊かさ」
だと思う今日この頃である。

  1. 沖縄と違って、北海道のクマ基地が完全に無くなった理由は?自衛隊北部方面隊に重点が置かれたからなのでしょうか?仕事の関係で自衛隊の戦車や装甲車や高射砲などの火器のカタログを作製した事がありましたが、確かに対ロシアに備えての軍備増強政策なのだと思います。では、沖縄は自国防衛政策ではなく、米国の最前線基地としか考えられていないのでしょうか。米軍でも自国軍でも基地で食べている方々もいますから基地撤退後に転職が可能であれば問題ないのですが、無くなれば困るのでしょうね。基地問題は原発にも似ています。我が第二の故郷の原発銀座福井の嶺南地方も今でこそ停止してはいるものの、再稼働の要望もあるようです。原発も有事には核兵器製造にも関係してきますから国の考えもその辺にあるのかも知れません。良くも悪くも真実は語られませんね。

    • いずれ韓国から米軍は撤退することは決まってるし、アジアのことはアジアでしなさいということにアメリカの国防方針はなっていると思いますよ。したがって、日本の雇用や軍需産業の都合ではなくて、近いうちにアメリカ自身が沖縄から撤退するとが来ます。現在の沖縄に基地を置いて欲しいのは永年の自民党政府で、そのためのお金を日本が提供しているだけで、訓練の場所として米軍を置いていて、騒音公害や一等地に米軍家族の家々を置いてるわけです。本土の犠牲にいまでもなってると思います。東京の電力需要の犠牲に福島がなったように。貧しさとか過疎とか雇用のなさとか、権力や財界や国防はマネーを積んで地域住民を麻痺させます。沖縄は元々琉球王国でしたから、日本とは別の文化圏です。北海道も本州と違い、文化的にはアメリカに近い自然や気風が強い地域ですから、私ははじめて本州に渡ったとき、別な国にやってきた感覚がいまも残っています。軍事とは関係ないことでしょうが、正直な感想です。列島は3つの国に分けたほうがいいかもしれません。沖縄、本州、北海道。それぞれが自主外交をする。10代から私は、独立志向でした。沖縄の友人にもそれがあるのではと思います。いまでもハワイで、沖縄出身者は差別されている現実があります。最近亡くなったドナルド・キンさんの(戦場のエロイカ・シンフォニー)に『ハワイでは現在でも日系人は二つに分かれています。内地出身者と沖縄からの人々と。施設なども別々で。両者の間で結婚があったりすると大変驚かれます』(101p)関西における部落問題そのものの姿がハワイでも出てきてます。山口県の岩国に米軍の飛行機をたくさん集めて安倍を喜ばせる手もあるでしょうが、沖縄への本土の差別の根は相当深い。昔、サントリーの佐治社長は東北を『熊襲発言』をして顰蹙を買いましたが、本音でしょう。原発だって安全ならば新宿のど真ん中に置いてもいいわけです。海にも近いし。危険なものは遠くへ遠くへ見えないところに押し込める政策が続いています。その保障は銭のばら撒き。しかも沖縄に来る海兵隊の知的なレベルは相当に低いです。低い人間を沖縄に連れてくるので、事件(暴行や殺人など)が多発するるわけです。

  2. ゼロ戦パイロットの弟。

    この先の事はわからないですが、もしも戦争が勃発するとしたら、中途半端な討論などしないと思いますね。時間もかけて考える事も出来ないと思います。即決即断しないと国が無くなるかも知れないとなれば、誰もが何かのアクションを起こすでしょう。しかし現在そこまで自分を追い込んで考える人達は少ないと思います。未来永劫、今の平和が続くと思うからです。それだけ長い間、何も起きなかったからですね。自然災害ではありませんが、災いは忘れた頃に、とも言われますから。

    • もう、局地戦以外、戦争はなくなります。超距離弾道や核で一発、サヨナラはわかっていますから。そういう決断をしたならもう終わりと覚悟を決めましょう。そういう生物でしかなかったホモサピエンスであったと超未来の生物がいたら書き留めておきましょう。生物化学兵器や核技術、ロボット兵士、弾道ミサイル、地球の外から攻撃する軍事。思想を持たない科学者の罪は限りなく重い20世紀と21世紀です。政治に利用された歴史で、自分のしていることの他人への迷惑を考えない、最後の始末を考えない技術者の群れが跋扈している現状です。ITにおいてもそれに近いことありますね。他国のインフラを攻撃したり、盗んだりの追いかけっこに時間とエネルギーを消耗しています。サイバー戦争真っ最中です。

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