老人ホーム管理人の部屋(1)
友人が土曜と日曜だけ老人ホームの管理人をしています。本人は以前から便秘に苦しんでいました。大腸検査では何もなかったはずですが・・・。定期的にホームの中の小さな事件を伝えてきます。筆者の母も10年近く100人所帯の老人ホームにいて、何度も顔出しをしているので雰囲気はわかりますね。仕事きつい、職員少ない、料理まずい、子供は年末年始や入居者の誕生日、敬老の日は駐車場満杯ですが、それ以外、子供たちは親に冷たくなりましたね。私の独断で、偏見で申し訳ないのですが、4人の看護士がいましたが、誰も母の痰を取れる人がいなくて、救急車を2回呼びました。全国的にも有名な老人健康施設でした。一時金を納めてもこれです。自宅か私の携帯に電話が来るのは、①ケガか風邪で病院へ行くが、息子さん来られますか?②今月の入居費用が落ちないのですけれど。
相変わらず便秘と戦いホームで暇つぶしです。
入居者8名インフルに感染、とメール後、徹底した管理で入居者に
拡散しなかったのは流石と思います。が職員2名発症。
デイサービス・職員を含めると250名超えでこの数は優秀ですね。
以前話した絶えず部屋から車椅子で出歩き、罵詈雑言をのたまう
嫌われ者の婆さん。誰も相手にしなくなりました。
部屋から出ても、担当の介護職員が探しに来てたけどこない。
事務員も話かけない。私もそうだけど誰も視線を合わせない。
あわせたら最後、悪態の速射砲。
いくら仕事とはいえ嫌になりますね。触らぬ神。無視。
誰も相手にしなくなって寂しそうにフラフラしてる・・・
日直当番の女子職員が一言「あのお婆さん出てこないとホットする」
「こんな夜更けにバナナかよ」見てないけど、介護する側は、
突然要求されると、それが重なると疲れる。事件の引き金。
車椅子の男の子が、ボランティアとピクニックに行ったとき、
取材のアナウンサーとの会話。
「トイレどうするの」「お姉さんが暇な時まで我慢する」
凄く印象に残ってる。アナも「大変だね・・・」と言葉に詰まる。
あの子みたいに、自我を抑え、他人に気を遣えば世の中変わる。
今一番欠けてることかも。個人でも日本でも世界でも。
昔の少年。
歳をとるに連れて愚痴が多くなる傾向は誰にもあるようですね。しかし同じ年寄りでも病気など有れば尚更不安になるでしょう。まして家族からも見放されれば、他人にすがろうとする人もいるでしょうね。周りに話し相手も居なくなると辛いでしょうね。ただ相手も本人の性格次第では寄り付かなくなる事もあるでしょうね。余りにも我が強いと子供や孫さえ寄り付かなくなるでしょうね。老いては子に従いですね。
seto
その点、女性は凄いですね。長話が延々2時間3時間続きます。最近の私もそれに似て、主婦化しています。ボケないために。札幌に出るとたくさんの業界の人に会っておしゃべりします。仕事につながる話になればなあと思いながら。人探しや、就職の斡旋も頼まれます。お見合いセッティングを4回失敗しているのでマッチングには自信ありません。老人で好かれるのは、どちらかというと遊び人です。お互い、遊びましょう。