ブログを毎日書く習慣ができると、自分のブログに入り、書き込めるのは当たり前と読む側から言うとそうだが、これがどうして、何度もハッカーに侵入されたりして書けない事態が3年間で4~5回はあった。

つながるのが当たり前と思わず、たまにつながればラッキーという価値観で世の中が共通しているならまだしも、いまの世の中はつながるのが当たり前、つながらないのはウィルスにやられて遮断されているか、パソコン自身の不具合かネットケーブルの不具合か、金曜の夜でネットが超混みなのか、詳しくは知らないがそういうことらしい。直すのに電源を一時切ったり、あれこれ手立てをするのだがダメなものはダメ。私のブログ管理者へ連絡して直してもらう。長いときで4~5日間かかった。

グーグル仕様なので世界じゅうのハッカーの標的になっているからヴァージョンアップの回数は凄いらしい。そこまでブログ管理者は責任は持てない。昨年9月6日の北海道全体のブラックアウト(正確には稚内など全く停電のない場所もあった)で、電気がなくなるとスマホのバッテリー補充が混乱を極めた。海外から来た観光客もそうだった。

自家発電の施設に設けられたコンセントを求めて長い列ができた。(ニュースを見るため)(親に連絡する)(友人とコンタクトを取る)など様々な目的はあっても、『たとえ数分でもネットが遮断されればヒステリー』的な状況に変わりはない。『ホモ・デウス』(下)を読み終えて、もう一度、最初から(上)を読み始めたところであるが、表題の1行があったので抜書きした次第である。

最近、若い夫婦が自分の子供へヒステリー的な暴発を繰り返す事件を見て、案外、『自分がいま楽しんでいることに子供が干渉して邪魔をされる気持ちが手や足、言葉でのパワハラになっていやしないか』と疑う私である。私も熱中してブログを書いていて、階下から妻から下へ降りてくる話にムッとすることがあるからである。遮断されることへのイライラである。

今日、都市生活、ライフラインはすべて動いて当たり前になってしまった。先日も寒波の折、水洗トイレの水が詰まり便器が溢れそうになった。2時間の外出でトイレ暖房を切ったがゆえに凍ったのである。夜のトイレは24時間営業している『道の駅』のトイレを使用しようかとも思ったが、風呂のお湯をどんどんトイレに流し込むと氷が解け出した。システムが切断したり、突然、予期せぬ事件が発生してライフライン依存症の私たちは生き延びれるのか?と思わずにいられない。北海道の真冬で起きると死者が出る世界だ。

  1. 昨日も一昨日も夜に地震がありました。あの9月6日を思い出しますが、北海道の冬にあの規模の地震が来たらどうしようと皆んなが考えているだけに不安になりますね。それにしても自然災害が多発していますが、その上ウイルス騒ぎもあって世界中がパニックですね。一番心配なのは古き時代を生きて来た我々ではなく、それを知らない若い世代ですね。潔癖症で、すべて綺麗事で済ませて生きていますが、ライフラインが無ければ生きられない世代ですからね。

    • 若い人を落ち着かせる工夫は大事です。そのために電源確保です。そしてカップめんとごはんですの用意。自家発電の大きな灯りも落ち着きます。ラジオもオール太陽電池にすると落ち着きます。そしてマキ割りです。自立した電源をできるだけ使いたい。

  2. 4人の子供たちは皆スマホをWi-Fiでつなげています。友達同士も、兄弟同士もLINEの無料通話です。でも大元は固定電話につないだ無線ルーターですから、電話が無ければPCやネットも使えません。そう考えればネットも電話回線に左右されますから意外に脆弱なものですね。衛星電話ならまだしも、大抵は電話回線と電気ですから。もっと言えば海底ケーブルで繋がっている訳で、何が起きてもおかしく無いですね。

  3. ネットとPCが無ければ仕事も出来ない時代になりました。かつては全て手作業でした。イラストはもちろん。小さな文字まで筆で器用に書いていました。色は絵の具でした。文字も写真植字の印画紙を切り張りしていました。線は烏口に墨汁と黒のポスターカラーを混ぜて引いていました。原稿は文字や写真が剥がれないように注意して運んでいました。校正も大変でしたが、プレゼンテーションも企画書の文書はもとよりイラストなども全部手描きでした。PCでの作業になってからは、原稿を持ち運ばなくてもメールに添付送信で校正も出来るようになりました。絵の具も烏口も定規も筆も要らなくなりました。デスクの上のPCだけで良くなりました。でも、電気が無ければPCもネットもメールも使えなくなりますから仕事が出来なくなります。考えればゾッとしますね。

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